添付:犬の汚物に関する看板コレクション

それぞれワンちゃんの汚物に対しての罰金の最高額が記入されている。
では左から。
何故かドーセット州ビーミンスターは①£100(これでも高いのに。¥190で計算すると¥19,000)から②£1,000(¥190,000)と、恐ろしいほどの開き。
値上がりか値下がりか。これはホントに通り一本はさんだところで撮影したもの。これじゃみんな£100の方で散歩するな。
ニュートン・アボット、アッシュバートン、トットネス、トーキィー、ペイントン…この辺の地域一帯をテインブリッジというみたい。
さて、テインブリッジの③アッシュバートンと、④ニュートン・アボット。それぞれ£500となっています。
ちなみに何故ニュートン・アボットは2つ絵があるのでしょう?微妙にニュアンスが違いようです。左の絵は「車道に汚いことしないでね」。右は「歩道や塀や溝のモノはキレイにしましょうね」。ということは、車道には「させて」しまった段階で£500の罰金対象になるってことか?恐るべし、ニュートン・アボット。
と思ったらそこから(同じ通りを)30mくらい下ったところにもうひとつありました。⑤いくら?£50!やったぁ!
絶対このコレクションは止められない!と痛感した次第であります。

ここでひとつ確認しておきたいのが、実際に罰金を払うような事態に陥るまでの過程。
ジョー・ストラマーさんが犬の散歩をしていて、そのワンちゃんのクソをほったらかしにしてしまった。
それを家の窓から見ていたサム・ブラウンさんがさっそく警察に通報。パトカーが来てストラマー宅に。
「ふざけんなよ、うちの犬に限ってそんな真似するわけがねえだろ!」
「そんなことありません!この人は嘘をついてます!私は確かに見たんです!この人のムク犬が….!」
おまわりさんと一緒に現場に。
「これはうちの犬のモンじゃねえな。うちのはもっと黄色いんだ。」
「そんなことありません!この人は嘘をついてます!私は確かに見たんです!この人のムク犬が….!」

皆様こんにちは。

前回のイライラする話の補足。コーヒー勧められてイライラするのは何故か?それは、あまりに回数が多いからです。飲む飲む、食う食う。1日(1晩)に5、6回聞かれることもザラです。しかも「No thanks」なんて答えようものなら、遠慮してるのかと思って「Sure?」なんて聞いてくる。やっぱ、僕はダメです。

さてそういった意味も含めて、今日はテレビのコマーシャル(こちらではアドヴァートなんだって。「それはアメリカ流だ!なんて怒られちった。)の話。
トヨタがけっこう面白いのを作ってる。日本でもやってるのかしら。大抵4つか5つくらい続けてやる。でもオチはみんな一緒。
お店(パーティー)から出てきた男女。路駐してあるトヨタの新車によっかかって、男「送ってこうか?」女クルマをチラリと見て「ええ。」男「じゃ、ちょっと待ってて。あっちに停めてあるんだ。」とキーを持って走り出す。残されるトヨタの新車の前の女。
学校が終わって子供たちが一斉に校舎から飛びだしてくる。迎えに来ている父母たち。女の子元気に走ってる。「ハーイ、マム!」手を振って、トヨタの新車に飛び込む。運転席の女性「ふうっ。あなたのママはあっちにいるわよ。」女の子「Shut up just drive!」
こんなパターン。やっぱり日本車は多いですよ。なんのこっちゃ。
こちらのCMタイムは長い。5分くらいあるんじゃないか?一つ一つが長いし。というわけでストーリーが作りやすいんでしょうね。
面白いなぁと思うのが、5つか6つCMをやると、(例えば)5つ前のCMのダイジェスト(5秒くらいのオチだけ)をちょこっと流すんです。
これをやられると大して面白くなかったCMもなんだか面白かったような錯覚に陥るんです不思議と。けっこう頭に残るし。色んな工夫があるわけです。

Tot

Tot2002-01-23

ジョン・マルコヴィッチの穴」(タイトルは曖昧)をTVで観た。今は僕のためにTVは全て字幕入り(勿論英語ね)に設定されているのだけれど、たまに字幕の出て来ない番組もある。というわけでこの映画も字幕なし。妙な映画。ジョン・キューザックキャメロン・ディアスも(ショーン・ペンも!)好きだからそれなりに楽しかったけど、妙な映画。ちょっと期待してたのとは違った、のかな。そうだな。
やっぱね。「シンプソンズ」が一番イイみたいよ僕には。

TVで『マン・オン・ザ・ムーン』を観た。公開時にワーナーマイカルで観てけっこう感動したのだが、何を隠そうまたしても感動した。どうしようもなくいい話だと思う。
ところで、アンディー・コウフマンという実在したらしい人を僕は全然知らない。だから大して有名でもないのかな、なんて勝手に解釈していた。しかし。
劇中、『タクシー』というシチュエーション・コメディが出てくる。それに彼は片言のなまった英語を話す外国人というキャラクターで出演するわけだ。そのエピソードの時に、クリスが突然「Wow!」と叫んだ。
「思い出したよ『タクシー』!子供の頃観ててさ。オレはホントに外国人だと思って観てたんだよ!」
更に。
「トット、エージェント役でダニー・デヴィート出てたよね?」
「うん。今クレジット見たらプロデュースも兼ねてるみたいだね。」
「あ〜はっ!」大きく頷くクリス。
なになに?どうしたの?
「『タクシー』に出てたんだよ、彼。」
なんだか出来すぎじゃん?これ。
ちなみにREMの主題曲も大好き。その当時、家に帰ってさっそくMorpheusで探してダウンロードしたものさ。というわけで今聴いてるさ。

今日こそバスでお出かけ。と思ったら日曜日はうちのそばの路線はお休み。しょうがない。また駅まで歩いてそこからトーキィー行きのバスに乗ろう。と思ったら激しい激しい雨。
買ったばかりのスウェードを履いて10分くらい散歩してすぐ帰ってきました。
今、傘をコートと靴を乾かしている。

土曜日。出掛けよう。今日は市バスに乗ってみよう。そういえばニュートン・アボットでは一度も乗っていない。もっとこういうの利用しなくっちゃ。駅前までバスで行って、そこから乗り継ぎでトーキィーかペイントンまで行こうという魂胆。運のいいことに家を出て20mくらいでバス停。
しかし。待てど暮らせど来ない。14:35のはずがもう15:00近くになってる。結局諦めて駅まで歩く。すると目の前をトーキィー行きのバスが。深い深い溜め息。
めんどくさくなってしまった。ニュートン・アボットでいいや。ヴァージンに入る。写真入クレジットカードのお陰で、ここの店員さんは僕のことを憶えてしまっている。「Hi-ya!」。『オー・ブラザー』のサントラ、イアン・デューリーのベスト、エヴァ・キャシディーという人のライヴを買う。このエヴァ・キャシディーは失敗だった。大期待外れ。レジでは相変わらず、「いやぁ、いいよ、このカード。」
スポーツ用品屋でスニーカーを買うことに。そう。ジョギングをしたいのだ。でも今の靴だと滑っちゃう。結構凍ってること多いんで。もうちょっと裏が滑りにくいのが欲しいのだ。とか言ってたらなんとなく目に入っちゃったのがFilaのスウェード。これでジョギングは絶対ムリ。論外。「履いてみる?」「はい。」「もういっこ大きいのも試してみる?」「はい。」「どう?」「下さい。」買っちゃった。¥7000なり。バカだね。
家に帰ってからクリスに確認。「バスが全然来なくって。」「家出てから左のバス停?」「そうだよ。」「トット、右側だよその時刻表。」
バカだね。

こっちはゴミ分けないのね。燃えるゴミも燃えないゴミもカンもビンも電球も電池も全部一緒くた。週1回回収車が取りに来る。玄関先に大きなゴミ箱(みんな同じもの。支給されるのかな)を出しておくと、かたっぱしから空っぽにしていく。ゴミ箱の取っ手のところをカチンとひっかけて、自動でウイ〜ンと持ち上げて逆さまにして中身がバ~ン。ちゃんとシステムが出来上がってる。でも勿論、全てのゴミは一緒である。
でも、この先どうするんだろう。ドイツはかなりゴミに関しては厳しい法律が出来ていて、一般市民も非常に意識が高いと聞いたことがある。そのせいか、なんだか勝手にヨーロッパはゴミ問題に強い、と思い込んでいた。なんだか裏切られた思い。
これはイギリスに住んで一番イヤなところ。

小さすぎて意味を成さない

今日は英語教室の第2回目。
先生のコレットの話によると、無料なので、毎週生徒の入れ替わりが激しい、とのこと。つまりそれによって、毎回授業の進め方に影響があるわけだ。
先週来ていたドイツ人のエディタ、タイ人のジョーといつものように授業が始まった。と思ったら5分ほどしてからポーランド人のヘンリカ、ロシア人のスヴェトラーナが加入。更に5分ほどして日本人のエミコ。国際色豊かである。
ヘンリカはかなり英語を話せる。来る必要ないじゃん、なんて思えるくらい。でも彼女はけっこう口数の多い方なので、なんだかクラスに活気が出て良い。
エミコは英国人男性と結婚しているようで、それなりに長く滞在しているようだ。彼女に日本語による情報をいただきたかったのだが、授業が終わると同時に出て行ってしまった。残念。来週(もし来たら)色々と教えてもらおう。
スヴェトラーナはカムチャツカ半島だか樺太だか、とにかく日本と大変縁深いあの地域に住んでいたらしい。北海道にも行ったことあるそうだ。
英語圏の英語学校って面白い。生徒がみんな「外国人」なんだ。NOVAとは違う。
終わってから、ジョーとインド料理(つまりカレー)を食べに行った。彼は17歳。最も多感な時期に外国で生活するのはいいことなのか悪いことなのか。近所にはタイ人の友達はいない。週合計4回、様々な無料コースで英語を勉強しているとのこと。絶対数ヶ月経ったらオレより話せるようになっちゃうんだろうな。でもやっぱ大変だと思うわ。がんばれ、ジョー。「ガールフレンドいるの?」「いるわけないよ、そんなの!」顔を真っ赤にしてました。

我が家

最近分かった。ニュートン・アボットは結構つまらない町だ。よそ者にこんなことを言われる筋合いはない、と住民たちは思うかもしれないが、日本語を読めないだろうから良しとする。
トーキィー、ペイントン、エクセター、トットネス(名前がいい)等の近所の町に行ってみた。トットネスは仕事でちょこっと立ち寄っただけ。ペイントンは夜飲みに行っただけ(年越しをしたのはここ)。だけれども、ニュートン・アボットより魅力ありそう。まあエクセターはビッグな町なので除外したとしても、やはり活気が違う、気がする。
住んでるとそう思えるものですよ、なんて自分で言い聞かせていたが、結構みんなそう言うのだ。トットネスのコレットも、トーキィーのデイヴィッドも、ペイントンのピートも、みんな口を揃えて(勿論違う時に)「ニュートン・アボットは退屈」。
さあ、声を大にして言いましょう。「つまぁんなぁい!」

もう1ヶ月が過ぎようとしている。やはり多少焦る。
さすがに生活にはある程度慣れてきた。その証拠に、朝起きるのが億劫になってきている。
これはいいこと?悪いこと?

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