現地時間の1月14日、Long Rydersがまた1回こっきりの再結成。
現地ってのはLAのことなのであっさり諦めた。なんでもあの時代のあの界隈の若者バンドを育てた(と言っていいんだと思う)、Earle Mankeyのトリビュートってことで、その周辺が複数出演するイベントだったみたい。なのでロング・ライダーズ(1984年『10-5-60』1985年『Native Sons』で一緒に仕事をしている)もちょこっと、多分40分くらい?のステージなのだ。
でも観たかったけどねー。
後日、トム・スティーヴンスがFBに上げてくれたセットリストは以下の通り。

And She Rides
You Don’t Know What’s Right
Born to Believe in You
Join My Gang
I Had a Dream
Looking for Lewis & Clark

全6曲中、ラストの「Lewis & Clark」を除いてアール・マンキー・プロデュースの2枚から演奏(ま、そりゃそうだよね)。「Lewis」は彼等の最大のヒット曲でもあるからこれも外せないやね。
YouTubeやFacebookに上がっている映像を観ると、シドはお馴染み12弦リッキー!、そして渋いテレキャスを演奏。2004年の再結成時のいただけないテレじゃないのでとてもいい感じです。
facebookの映像はここに埋め込むのは多分ムリなのでYouTubeで上がっていた2曲。4曲目と5曲目です。かるく練習不足のような気もしますね。


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Of Rivers & Religion/Afterここ最近のお気に入りミュージックは、John Fahey。ジャケットがこんなヘボイのしかアマゾンには出ていなかったけど、我が家のは表裏でそれぞれのジャケットになっている、『Of Rivers And Religion』と『After The Ball』の2in1。
数年前、今ほどネット・ショッピングが盛んでなかった頃、シド・グリフィンが「ニッポンでしかCD化されていないっぽい(もしくは入手困難な)『Of Rivers And Religion』を送ってくれ」と言って来た(メールで)。え〜あのプログレな人?なんでアンタが?なんて無知丸出しの興味本位で、自分用にも一枚買ってみて、そして腰を抜かした。超上手いだけじゃなくて超かっこいい人でもあったんですね!さすがグリ男!他にもいいアルバムあったら教えてくれ。
「そのあとに出した『After The Ball』もサイコーだぜ」
おおおぅ!ホントだ!アンタは偉大だなー一生付いて行くぜ!
数ヵ月後、シド・グリフィンから再びメール。
「オレ様がライナーを書いた、ジョン・フェイヒィのサイコーの名盤、2in1でリイシューされるぜ。是非買ってくれよな!」
それってあの時CD送らなかったらセンセー仕事が出来なかったって話?いいんですかそんな綱渡りで。
そもそも某センセーに薦められて、2枚とも持ってますけど。
そんなこんなで、今手元にあるのがここ数年思い出した時に手にしてそのたびに感涙するジョン・フェイヒィの名盤2in1(買いなおし)。英語ライナーは読んでない。

実際にストになったのは今日でした。
考えてみると、地下鉄のストって良く話には聞いていたけど実際直面するのは今日が初めて。なんて記念すべき日に、とか思ったけどやっぱりこれは大変。バスは、当然ながら地下鉄利用者がなだれ込んできているので常に満員。結局アールズ・コートのバス停で3本ほど素通りされた。トボトボとロンドン中心部に向かいながら、テキトーにバスを乗り継ぎながら、ようやくマナー・ハウスへ辿り着いた。途中で1日乗車券を買ったから良かったものの、それにしても無駄使いをしたものだ。
ようやく夕方になって、兄者とその彼女(日本から遊びに来ている)Yと久々の再会。元気そうでなりよりです。
無理してでも携帯はSH801にしておけば良かった。日本国内で電波が弱いとか、通話料が割高とか色々問題を抱えているけど、コッチの公衆電話が信用出来ないのは分かりきっていたこと。故障ばっかりだ。しかもおつりは出ないから結局一通話で200円くらいかかった。イギリスで誰かと連絡を取らなくてはいけないっていうのは今回が初めてだったのよね。不覚でした。
彼のフラットでゴロゴロして、夜に兄者と出発。
向かう先はCamden TownのLock17。
そうです。今回の小旅行のメイン・イヴェントが早くも。

The Long Ryders / State of Our Reunion Tour !!!

だっさいタイトル。絶対これ、シド・グリフィンが考えたんだと思うわ。駄ジャレばかりで人生送ってる人だし。

カムデンのマーケットの売れ残りを夕食にする。「ジャパニーズ」とは銘打ってあるものの、店員は日本人ではない。当然日本食ではない。スペシャルに不味かった。食べ終わってから思い出した。この店で、2年前も同じ過ちを犯したわ。

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今回のスケジュールは、忙しいといえば忙しい。ノンビリといえば超ノンビリ。
6/29にロンドン着。そのままウクレレ・オーケストラのギグ。
6/30はこの旅行のメイン。ロング・ライダーズのギグ。
7/1はコール・ポーターズのバンジョー・プレイヤー、パット・マガーヴィー率いるサント・エル・ディアブロのギグ。
7/3にはリトル・ハンプトンまで足を伸ばしてベン・ウォーターズのギグ。
それから多分一気にランズ・エンドまで行ってしまって野外ステージで『お気に召すまま』なんぞを観劇!!これはたまたま時期的にイギリスで一緒になる兄貴とその彼女との計画。
そこから2人はロンドンへ。僕は途中で別れて昔の職場のあるニュートン・アボットへ。EXボスの家に1週間ほど居候しながらテキトーに仕事を手伝ってテキトーに毎晩呑む。
7/13あたりにはロンドンに戻る。
そして締めは7/15のウィルコのギグ。
一服してから7/17にロンドンを発つ、と。

でもまだ、1ヶ月以上も先なのね。
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Western Electric – The Power of Glory ~ Faithless Desciple
2000-11-02 @ The Maze in Nottingham, England
w/ Tandy from US

これが初めてのライヴ動画撮影。光とか全然わからんし、「トット、どんどん動き回れよ!」とかシド・グリフィンに声かけられるも、びびって何もできなかった、といった当時の状況が自分で観ているとカンがペキなくらい蘇ってくるのです。