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2月中旬から、ようやく読み始めた。
まずは『アナキズム・イン・ザ・UK』。続いて『ヨーロッパ・コーリング』、4月に『THIS IS JAPAN』と『子どもたちの階級闘争』。5月になってから『ザ・レフト』。
理路整然としているけれど、決して乱暴でも押しつけがましくもないし、鼻にかけた表現もしないので、言葉がまっすぐ入ってくる。ブレイディみかこのリズム感、ものすごく好き。
この人のおかげでまた英国への望郷の念が強くなってきている。
だから『This Is England』も買っちゃった。すっかり夢中になっちゃってそのあとYouTubeで続編も全部観た。
どうも彼らの描く英国には救いがない。『子どもたち』と『レフト』は僕自身がまったく救いがなくなってから読み始めているんだけど、自分の苦しみ(というのもおこがましい)なんて屁みたいなもんだとしか思えない。
そして彼らの描く英国の人達は、果てしなく愛おしい。駄目な感じを隠さず(隠す術を知らず)、ひたすら、生きる。

そう。生きるのだ。
みかこさん、ありがとう。本当に、ありがとう。


帰って来てから分かって、軽くびっくりしたこと。
Wilko Johnson Bandの前座をやっていたEight Rounds Rapid、ギターはウィルコの息子なんだって。「学習能力がないのか」とか書いているブログもあったけど、僕は1曲目から、彼はチガウナー何か持ってるなーと思ってたもんね。
Holmfirthで出会ったビリー、別れ際にメールアドレスを書いたメモをくれたんだけど、字が汚い上に4つも書いてあるからどれが誰のだかさっぱり分からない、と思ったらその内2つは同じアドレス。そして一つはその人のウェブサイトだった。ってことは残る一つがビリーのなんだけど・・・あ、間違えた。BillyじゃねえやViniだった。ごめんごめん。

eg … electric guitar / ag … acoustic guitar / 12g … 12 string electric guitar
===
01. Astrovan (Wreckless Eric & Amy Rigby) / Eric-bass, Amy-eg+vocal
02. I Get Out of breath (Two Ways Family Favourites) / Eric-bass+vocal, Amy-eg
03. Ballad Of Easy Rider (Two Ways ..) / Eric-bass+vocal, Amy-ag+vocal
04. Another Drive-In Saturday (WE & AR) / Eric-eg+vocal, Amy-ag
05. Please Be Nice To Her (WE & AR) / Eric-eg+vocal, Amy-ag+vocal, rhythm box
06. ? (?) / Eric-eg, Amy-ag+vocal
07. ? (?) / Eric-eg+vocal, Amy-ag
08. Rebel Girl Rebel Girl (A Working Museum) / Eric-eg, Amy-eg+vocal
09. The Doubt (Museum) / Eric-bass, Amy-keyboards+vocal
10. Days Of Jack And Jill (Museum) / Eric-eg+vocal, Amy-keyboards
11. Genovese Bag (Museum) / Eric-eg, Amy-ag+vocal
12. Are We Ever Gonna Have A Sex Again? (Till The Wheels Fall Off) / Eric-eg, Amy-ag+vocal
13. Zero To Minus One (Museum) / Eric-eg+vocal, Amy-keyboards
14. ? (?) / Eric-eg+vocal, Amy-keybords
15. Don’t Ever Change (Till The Wheels Fall Off) / Eric-eg, Amy-ag+vocal
16. Do You Remember That (Museum) / Eric-bass, Amy-ag+vocal, rhythm box
17. Whole Wide World (Wreckless Eric) / Eric-eg+vocal, Amy-ag, Brian?-keyboards
18. Take The Cash (The Wonderful World Of) / Eric-eg+vocal, Amy-ag, Brian?-keyboards
19. Dancing With Joey Ramone (Little Fugitive) / Eric-eg, Amy-ag+vocal, Brian?-keyboards
20. Leaving On A Jet Plane (PP&M cover) / Eric-eg+vocal, Amy-12g+vocal
(encore)
21. Hit And Miss Judy (Big Smash) / Eric-bass+vocal, Amy-ag
22. I Still Miss Someone (WE & AR) / Eric-bass+vocal, Amy-ag+vocal

あんなに泥酔していたのに、やっぱり気が張ってるのか、ちゃんと起きれるもんだ。
5分で着くってのに1時間前に出発。コンビニで不味いサンドウィッチと普通の水を購入、公園でタバコをふかしたりしながら超余裕でコーチ・ステーションに到着。ゲートの先頭で待ち、アナウンスを何一つ聞き漏らさないように意識を集中させ、結果何一つ聞き取れなかったんだけど、まあ予定通りに搭乗、出発。イエー。
6時間って長いよね。もう泣きたかったわ。途中で車内トイレが壊れてるとかで、修理のおじさんが乗り込んできてガタゴト直していったり、運転手の交代で20分くらい止まったまんまだったり。目的地のHuddersfieldに着いた時は7時間経過してましたよ。そのあと電車に乗ってっていう完璧な計画を立てていた僕はどうなっちゃうんですか?あーん。てか計画以前にもう気持ち悪い。バス座りっぱなし7時間は多分新記録だよ。
このあとBlockholesまで電車に乗って、そこにリチャードが迎えに来てくれて宿に向かうっていう計画だったのだけれど、とりあえず電車逃しちゃってあと1時間来ないって。到着時間を連絡することになってたのでリチャードに電話したら留守電だし。なんなのもう。もう泣きたいのでもう一回コーチ・ステーションに戻ったらBlockholes行きのバスがあるって!そうかバス会社が違うから分からなかったんだ。いや〜奥が深いわ。で良く見たらBlockholesのあとHolmfirthも行くみたいだよこのバス。うわ〜とりあえず乗っちゃえ!
これはいわゆる本当のローカルなバスで、なんの車内アナウンスもない。運転手の側に立って到着したら教えてね攻撃をしたかったけれど、えらく混んでて何となく気兼ね。外の景色を見てるだけじゃ、当然どこなのか分からない。第一その前に気持ち悪い。
しかしテクノロジーの進歩ってすごいね。アイフォンですよグーグルマップですよ。現在地が青いマルで移動してますよ。で、赤いマルがHolmfirthのマッケートプレイスですよ多分。その二つのマルがほど接触する、そんなところで降りてみましたよ、バッチリですよ。もう一人旅なんて余裕ですよ。
そこでリチャードに電話。すいません実は簡単に着いちゃった。そちらの宿まで徒歩10分程度だと思うので歩いていきますよなんたってグーグルあるし、と言ったら「いいからそこを一歩も動くな2分で迎えにいくから」とのこと。そっかーじゃあ待ってみるかーとタバコに火をつけたその瞬間にリチャードやって来た。はえー。
クルマで2分。あっという間に本日の宿、Ash Houseに到着。建物は1850年代に建てられたもので、マンチェスターのリチャード一家が何年か前に買い上げ、B&Bを始めたんですって。奥さんのロレッタ、息子のルークと挨拶し、そのままキッチンで長話。早く部屋を、という気持ちがないわけじゃないけど、コーヒー飲む?チョコレートケーキは?とか勧められて、なんとなく嬉しくなってヘラヘラいただき、聞かれるがまま、ウィルコ・ジョンソンが如何にスゴイ男なのかという話を聞かせてあげた。「ガンになって有名になった人」程度の認識しかない人達にとって、やっぱりニッポンからわざわざやってくるなんて相当な事件らしい。「All the way from」という言葉をここで何度聞いたことか。でもこの言い回し、一番最初に学んだのは他でもないウィルコ・ジョンソン。『Watch Out』のMCで、ドラムのサルバトーレを紹介する時に「All the way from Italy」ってとってもリズミカルに言ってた。あれだけはすごく覚えている。だからここでこのネタでそう言われるのは、まったく理由になっていないけれど、なんだか嬉しいのだ。
犬二匹と猫四匹も飼っているAsh House。トットは犬猫ダイジョブかい?なんて心配されたけどダメなはずなかろうよ。猫はびびって寄ってこないけど、噛まれないようにね、なんて言われた犬はあっという間に俺様の手の下で仰向けになって「ハッハッハッハッハッ」状態よ。軽く英国人を感嘆させたぜ。
ロレッタも面白い人で、「はい、これトットのね」と鍵を渡してくれた時に、「ま、あなたが望むんだったら?午前2時?とかに帰ってきて?バタンキューでしょうし?きゃっはっはっはっ!とにかく自由に出入りしてね!きゃっはっはっはっ!」・・・ってこれみんなに言ってるんだろうね。大体その時間、店やってねえだろ。
軽くシャワーを浴びて、軽く仮眠。開場2時間くらい前に出発。昨日買ったウエストポーチに機材を詰めただけの、余裕しゃくしゃく装備。近いって嬉しい。
今日の会場のPicturedrome、正面玄関に張り紙。入り口はアチラ。でもアチラ何もないよ。行ってみるとパブだよ。しょうがねえから呑んでみる。すると中年カップルが話しかけてきて、「もしかして、ウィルコなのか?」と。「ああそうですよ。”はるばる”日本から。」これで一発で友達。オレは何年のライヴを観たとか、あの曲がいいとか、言葉が通じなくても通じ合えるネタで盛り上がる。その横にいたお父さんと息子ペア、お父さんが自慢気に取り出したのが1975年のドクター・フィールグッドのチケットの半券。こういう時の為に持って来てるんだねー。どこの国にもこういう愛すべきオタクっているんだよねー。正直どうでも良かったんだけど、スゴイネースゴイネーって言って写真を撮らせてもらったら、お父さんは更に自慢気な顔になっていた。
おっとこんなにのんびりしてちゃいけねぇ、オレは並んでかぶりつくんだ!と彼等に別れを告げ、外に出て場所を確かめると、Picturedromeとパブの間の幅1m程度の通路にどうみたって通用口の扉があって、そこが入場入り口でした。わからないねこのセンスが。
もう10人以上並んでいた。しまった被りつけないかもしれない!なんて軽く焦ってみたけど、僕より早く入った人達は最前列にはなんの興味も示さず、2階席の一番前に駆けて行っていた。
今日は早々とカメラの準備をして、のんびり開演を待っていたら、隣でめちゃくちゃ騒いでいた中年カップルに話しかけられた。「うお〜!マジかよ?All The Way From JAPAN??? すっげ〜アメイジンだぜ!」大喜びのサイモンとローラ(多分)。楽しもうぜ!終わったら乾杯しようぜ!と約束しました。
さて開演。ロンドンでもお馴染みのEight Rounds Rapidが登場。ギターくんは学習能力のある人で、シールドがエンドピンにかかっていた。さすが。
次に出てきたのが、元々告知されていたMark Radcliffe & The Big Figures。パっとこの名前だけ見て、「え?」と思ってしまってそれっきり何も調べなかった。だってBig Figureなんだもん。そうなんだーまだドラムやってたんだーこっちに住んでるんだーすげー貴重ーとか勝手に思ってた。だからすぐカメラを回し始めたわけ。当然ドラムにズームしたりするんだけど、あんな顔だったかなーでも歳食っちゃえばねーウィルコだって全然違うもんねーなんて首を傾げながら撮影続行。そしてふとしたMCで、あ、そうかビッグフィガーズってバンド名か、ってようやく気付いた。いやバカみたいでしょ?てかバカでしょ?でもホント、ずっと気付かんかったわ。いってみりゃ、おじさんコピーバンドでした。

Talk ‘bout You ~ I Can’t Tell ~ ? ~ Lucky Seven ~ ? ~ ? ~ Cheque Book ~ Hog for You ~ You Can’t Judge A Book By The Cover

そしてウィルコ。今日は大掛かりな撮影もなし。だからウィルコは下手側。だからノーマン寄りのこのポジションは完璧。ディランもばっちり撮れる。
そしてステージと客スペースの間、一応柵はあるけれど、ステージによじ登れないようにしてあるだけ。だからスティルのカメラマンもいない。超がつくほど完璧でしょ。
演奏も音も、間違いなくロンドンより良かった。客のノリも最高。「When I’m Gone」で、ウィルコが行くぞ行くぞ行くぞ〜という素振りを見せながらもじらす、というところがあるけれど、この時の後ろから伝わってくる熱気だけでもう充分っていうくらい。
「Don’t Let Your Daddy Know」の時は、隣のローラ(多分)が「トットもうカメラ止めちゃえ!リラックスして!ほらもっと楽しまなきゃ!」と叫んでくる。「わかってるわかってる。楽しんでる。いいのこれで」と返したけど、こっちの内心は「ほっとけ」だし、あっちの内心は「信じられない。何の為にライヴに来てるの?」なわけだ。まあ、あちらがいわゆる「正常」なのはよく分かる。でももうこういう楽しみ方が身に染みてしまって、大袈裟にいうならこの7年くらいで鍛えた腕を、ウィルコ・ジョンソンで試せるということに武者震いするくらいの喜びを覚えているのだ。しかももうこの先きっとこんなチャンスは訪れない。嫌いな言い回しだけれど、「リヴェンジ」なんてことは絶対に出来ないのだ。でもそんな説明、ライヴ中のネタではないし、したところで伝わるはずもなく。回りの客をシラケさせてしまうことは、申し訳なく思ってますいつも。いや本当にみなさんごめんなさい。案の定演奏が終わったらすぐ、彼等は僕から離れて行きました。ちゃんちゃん。
まあそれはいいとして、今日更に良かったのが「バイ・バイ・ジョニー」。僕は正直、この曲はあまり好きじゃない。だから多分、今日は今まで多分20回近く観ている中で、初めて「いいな」と思った時だと思う。何が良かったかって、やっぱり客との完全な一体感が感じられたから。チューニングも弦交換もなかったけれど、そして必要以上に(汽車が来る〜とか演っちゃって)長かったけれども、それはそれは美しい光景がそこにありました。
そして演奏ホントに終わり。
「Thank You! Good Night! and goodbye.」

All Through The City ~ If You Want Me, You’ve Got It ~ Dr. Dupree ~ Going Back Home ~ Roxette ~ When I Was A Cowboy ~ Sneakin’ Suspicion ~ Keep On Lovin’ You ~ When I’m Gone ~ Cairo Blues ~ Paradise ~ Don’t Let Your Daddy Know ~ Back In The Night ~ She Does It Right ~ (encore) Bye Bye Johnny

ああ、本当に終わっちまった。
===
今日は宿も近いし、なんかこのまま帰るのもったいないなーと思って、バーカウンターでビールを頼んで会場内散策。なんたって100年くらいの歴史のある建物だから見応えもあるのだ。
階段を登って行ったら二階席、いや三階もある。と思ったらそこにもバーカウンターが、と思ったら地元のバンドが演奏始めちゃった。これこれ、昔々、Western Electricをアバディーンで観た時もこんなのがあった。素敵だなぁ。
なんとなく暇だし、古いロックンロールとかビートルズ演ってるし、そのままヘラヘラ観て、撮影もしてみる。ついでに建物も撮っとく。中は禁煙なので一旦外に出ると、ウィルコ・ジョンソン・バンドが機材をクルマに積んでいた。ウィルコは見なかった(もう中で休んでたのかな)けど、ノーマンがいたので「ありがとうサンキューサンキュー」と強引に握手してきた。ちょっと困った顔をしていた。日本人スタッフの方もいた。20年くらい前に一回だけお会いしたことがあって軽く駄弁ったことがある。勿論向こうは全然覚えていなくって、ちょっと困った顔をしていた。
タバコも吸ったのでまた三階に戻る。まだ歌ってた。ちょっと疲れてきたのでボケーっとしてると、「ニホンから来たのか?」とまた話しかけられる。ロンドンじゃ珍しくもないだろうけど、やっぱりこんな田舎ではアジア人って滅多に見ないんだろうなぁ。ビリーとリックとポール。すっげーすっげーウィルコの為に?ニホンから?アッメイジン!またしてもテキトーに盛り上がり、「明日なんかレックレス・エリック観に行くんだぜ!」と自慢気に話したら、「え?誰?」と三人ともポカーンとしている。「レックレス・エリックだよ!スティッフのさ!」「・・・え?」「だーかーらー!W・R・E・C・K・L・E・S・S!ERIC!」「・・・あ〜〜〜!レックレス・エリックねぇ!はいはいはいはい!」だってさ。さっきからそう言ってんじゃんか。アッタマくるわ、英語勉強しなおせ。
そんなこんなでワーワー言ってるうちに、バンドも片付けを始めた。じゃあ帰るかーってビリーと一緒にタバコを吸いに外に出たら、「俺たちこれからパーティーやるから。トットももし良かったらおいでよ」と誘ってくれた。正直めんどくせーなという気持ちがなかったわけでもなかったけど、一応場所だけ聞いておこうかな、どっちにしてもシャワーくらいは浴びてからの方がいいし、と言ってるうちに「あ、ここ」って着いちゃった。徒歩1分じゃん。
じゃあってことでそのままずるずる。結局先程のバンドの連中と一緒に歌声喫茶、というか居酒屋、というかパブ。
「ジャッキーウィルソンセッド」とか「イフアイフェル」とか「ウェイト」とか「イウォンビロン毛ー」とか「炭鉱マリス」とか。そういえば「ウェイト」の時に、リックに「オレが初めて観たコンサートはザ・バンドだったよ」と言ったらぶったまげてて、「マジかよオレなんかオジー・オズボーンだぜ!」だって。それもぶったまげるわ。
散々呑んでフラフラで終了。みんな超ゴキゲン。B&Bまで、道は簡単なんだけど果たしてこの通りのどこにあるのかが良く分からない。暗いしみんななんとなく似てるからね。そしたら「じゃウチ泊まれよ」だってさ。すごいなーそういう感覚。もちろん丁重にお断りしたけど。
みんなと別れて、でやっぱりB&Bがよく分かんなくなって、あーもう我慢できない!って立ち小便をした。すっきりしたところで、さあじっくり一軒一軒探すか、と覚悟を決めたら、用を足した空き地の隣が目的地だった。
静かに鍵を開け、こっそり中に入った瞬間、壁掛け時計が2回ベルを鳴らした。
ロレッタ、あなたは正しかった。
WILKO JOHNSON BAND tot-channel.co.uk/118-wilko/20130308wilko.htm
MARK RADCLIFFE & THE BIG FIGURES tot-channel.co.uk/118-wilko/20130308bigfigures.htm
MAGESTIC 12 tot-channel.co.uk/118-wilko/20130308magestic12.htm
tags : wilkojohnson holmfirth tot-channel trip2013 markradcliffe bigfigures magestic12 england

イングランド三日目。
相変わらず昼間は予定なし。相変わらず目覚めの部屋には窓もなし。
まあとりあえず出てみた。と思ったら雨が降っていた。だから窓がないってつらいねん。一旦部屋に戻って傘(エノッキー&ジュンちゃん傘。役に立ってる〜!)を取って改めて出発。
まずは明日のHolmfirth行きへ向けてコーチ・ステーションの場所下見。朝早いから、バス停から少しでも近いホテルを、とこのEasy Hotelを予約したのだ。窓なしだったけど。実際5分程度の距離だったけど、見といてよかった。通りの反対側なのかと思ってたし、あの掲示板で番号を確かめてあそこで待ってるとバスが来るから乗り込んで・・・となんとなくイメージできた。多分朝イチぶっつけ本番だったら舞い上がっていたはず。
これで日中のノルマ完了。もうやることないし、なんたって雨なので遠出もしたくない。そんなわけでホテルとコーチ・ステーションの間のパブで食事。もうメニューを考えるのもめんどくさいので、ビールとフィッシュ&チップス。
なんで本場のフィッシュ&チップスはこんなに不味いのかね、と常々不思議だったけど、衣だね問題は。はっきり分かった。衣を全部はがしてハダカにしてみたら普通に魚になって美味かった。そんなふうにすっきりしたところで外のテラス(寒かった。雨にビールだし)でタバコをふかしながら昨日のやりかけの絵を仕上げる。
現実の三次元の世界を絵にするのはあんなに難しいのに、奥行きのない平面の写真を題材にした途端とても簡単になっちゃうものなのですね。写真になっているおかげで、奥行きを平面で表す答えがもうそこに出てるし、なんといってもフレームがあるので必要以上の情景が回りから入ってこない。なーんだ、こういうことなのか。絵描き気分が味わいたければまず写真に撮っちゃえばいいんだね。モノホンのナマモンが描けるようになったら絵描きを名乗ればいいということだね。なーんだ。
そんなわけで瞬く間に仕上げ、既に酔っ払ったのでホテルに戻って仮眠。
夕方再出発。ヴィクトリア駅のアウトドアショップで小さなウエストポーチ購入。2種類しかなく軽く残念な買い物。でも明日はホテルからライヴ会場までは近いので、リュックを担いで行きたくない。なのでしょうがない買い物。なんで日本で愛用のウエストポーチを持って来なかったんだろう。単にバカだからか。まあいい。
なんとか線となんとか線を乗り継いでウォータールー駅へ。天井からぶら下がった四つの時計のところ。ここは中々有名な待ち合わせスポットなんだって。しかしまたしても早く着きすぎてしまった。スターバックスでコーヒー買って、ベンチでボケーっ。そしてうとうと。
そして定刻数分前。クリスがやって来た。
2001年から2002年にかけて約7ヶ月間、僕のインターン先のボスであり、同居人であり、保護者であり、一番の友達であったクリスが登場。「今回はロンドンには行くけどそっち(デヴォン。えらい遠い)まで行ってる時間がないんだ、7日一日じゃ日帰り出来ないもんねーっ」てメールしたら、「じゃオレ行ってやるよ。晩に呑もう」って軽く返してくれた。電車で3時間くらい。今日来て明日の早朝帰るってさ。わーお。
クリスは僕の4つ上。日にちは忘れたけど来週48になるって。とても不思議なもので、僕にとって彼の英語は断トツで分かりやすい。アクセントの問題ではなく(当時の近所の人達とは会話にならなかった)、何度も聞き返したりすることもあるけれど、最終的にちゃんと理解出来ている(気にさせられる)。恐らく僕用にゆっくり話してくれたり、使う単語を考えながら話してくれているのだろうけど、トピックを限定したりはしない。共通のネタである音楽に限らず、彼の趣味であるウォーキングやラリー、もちろん仕事、時には政治(二人とも「Left Winger」なので)にも話は及ぶ。そして最終的に(なんとなくの)相互理解にまで達する(多分)。これは現状の僕の英語力ではクリスとでしか達成出来ない偉業なのである。
今回は思い出話が中心だったけれど、勿論3.11の話もした。イギリスではもう完全に終わったことになってる、報道はほとんどない。多分色々食べ物の輸入制限はあるのだろうけど、実際にオレ達のところまでその話が来ることはない。まあそんな積極的に調べてるわけでもないしね。とのことでした(多分)。勿論終わったことになっているのは日本でも同様だし、少なくとも原発保持国が騒いでしまっては自らの首を絞めることになってしまう。1985年の時のように、社会主義国の事故だったら「ほれみたことか」なんて言えるんだろうけど。
日本に行ってみたいとは思ってるんだけどね〜と言うものだから、「今が過去よりも未来よりも一番安全だよ」と勧めたら、なんとも言えない表情で苦笑いしていた。
会社の経営はまあなんとかやっているらしい。デカい話が転がり込んで来て、新しいマシーンを買ったはいいが、結局話が宙ぶらりんでなくなってしまったとか。億に近い資産を抱えて(借金はないけど)埃かぶってるよ。マイッタマイッタ。ぎゃっはっはっ。って軽すぎる。さりげなさすぎる。どっかの国だったら失踪してるか首吊ってるかってネタにもなり得るぞ。
そういやトット、ずっとお前の使ってた部屋が空いてたんだけどさ、去年の年末からタイ人が住んでるよ。うん勿論ウチのスタッフ。・・・おお来ましたかとうとう!いつか僕の後釜を、なんて話を9年前にもした記憶があるけれど、とうとう決断しましたか!どういう経緯でその彼が入社したのかは分からないけど、それはとても嬉しい話。だってクリスにそういう発想を持たせるキッカケなったのが僕を雇い入れた7ヶ月間なのだから。アタシの部屋が取られちゃったってのはちょっぴり寂しいけれどグスン。
気付いたら5杯目くらい。2001年の年末にサイダーバーで酔っ払って初めて吐いてさーなんていうネタ用に、最後にサイダー頼んだらホントにポカーンってなっちゃった。
よし帰ろう。
グデングデンの僕を、チューブでヴィクトリアまで送ってくれ、ダイジョブか?明日起きれるか?電話してやろうか?なんて心配しながら、酒豪のクリスは意気揚々と去って行きました。
ありがとう。
tags : england london trip2013

イングランド2日目。
なんとなく目覚めが悪い。そりゃそうだ窓もない部屋なんだから。
夕方まで部屋でのんびりしていてもいいのだけれど、さすがにそういう気持ちにはさせてくれないよねこの環境は。
みっちり細かく立てた計画表の中に昼間の予定は一切記載されていなかったのだけれど、致し方ないので出かけてみる。
暖かいんだか寒いんだか微妙な天気のもと、ヴィクトリア駅を右手に北上、ハイド・パークへ行ってみた。多分来るのは初めて。一時間ほどぷらぷら歩き、持参したスケッチブックで写生大会を催すも、あまりに絵心がありすぎて失意のまま公園を後にする。
そして東へ向かってバッキンガム宮殿。これは一人で見てもなんとなくつまらんなぁ。一応さささっとスケッチして、同じアングルで写真を撮っとく。通行人に覗き込まれて失笑を買ったので最後まで描き続ける勇気がない。
それから更に東に行くとロンドン橋。さささっと5秒くらいスケッチ、そして写真。もう気持ち負けしている。
いいかげん観光は飽きたのでチューブでカムデンへ。さっさと今日の開場の場所を確かめたい。と思ったらすぐあったKOKO。その裏手にある、(The) Hope & Anchorという名前のなんでもないパブで食事、と思ったら何もなかったのでパイント・オヴ・ギネスとクリスプス、プリーズ。
開場まで3時間以上ある。並ぶにしたって1時間もいらんだろうしさて困った。カムデン・タウンを歩いてみたけど人が多すぎてすぐ疲れちゃったし。じゃあ何年か前に行ったゴールデン・ライオン(またパブ)に行ってみよう。何かライヴやってるかも!と懐かしの道を勇ましく歩き始めて10分して気付いた。あーこの道違うぞ。ググル地図で調べたら(いやー便利になったね!)しっかり90度違う方向に向かっていたことが判明して、でももう空腹ピークなのであっさり諦めた。アー気持ちが負けてる。
KOKOの隣の隣のレストランでハンバーガーを食す。うーんそろそろ米を食べたい。日本食やを調べておけば良かった。決して味に満足はしなかったけれどもそれは多分こっちの問題なので気持ちよくチップを置いて出てくる。
さて開場1時間前。おっともう並んでる人がいる。とっても実直そうな初老のスーツ姿の男性。鞄を見るにいかにも仕事帰り。おー一番取られた。でももう一杯ホープ&アンカりたいので通り過ぎて先程のパブへ、と思ったらラグビー中継?かなんかでうるさい。う〜んやだなー、と思ったら中年カップルも並び出しちゃった。おートップ3取られた。やっぱりメダル届かず。でも入賞はしたいので並ぶ。気持ち負けてる。
開場10分前。しっかり行列が続いていた。よかった早めに並んどいて!
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今回、もちろんカメラは持ってきている。YouTubeでは有名アーティストもガンガン勝手にアップされているし、会場でのチェックも甘そう。だから撮ること自体はまったく問題ないんだろうけど、でも「勝手に」ってのはなんだかこっちとしては困る。昔、(ニッポンだからってことは勿論あるけど)撮影してほしくない、YouTubeには上げてほしくないhttps://www.amazon.co.jp/dp/4750316644/ref=cm_sw_r_sms_awd_vcOVwbZ6KH2V7、個人の思い出の為だけならOKというミュージシャンがいて、ああそういうことなら、とカメラを仕舞ったことがある。またある時は、YouTubeならいい、でも君が自分の名義をはっきりさせているサイトだと困る、という人もいた。理由を聞くと、YouTubeは無法地帯だから止めようがない。イヤなんだけどどこの誰がやってるんだか分からないから文句の言いようがない。だからYouTubeならいいよ、と。その時も(当然)ああそういうことなら、とカメラを仕舞った。
だから多分、今トトチャンに上がっているもので、演奏者本人もしくはスタッフや主催者の誰も知らない、という映像は一つもない。はず。実際そんなのどうでもいい話なのかもしれないけれど、撮り始めた時期にあったあれやこれやをクリアにした上で成り立ちを見出せたサイトである以上、僕にとっては大事なこだわり。
向こうの人達って、どうなんだろうねそういうことに関しての本音の部分は。向こうとかこっちで分かれる話ではないのだろうけど。
止められないだろうことは百も承知なのだけど、でもこの7年間あれこれ考え続けてきたことでもあるので、海外旅行だからってこれだけ特別扱いにするわけにもいかないのだ。だって撮る気まんまんなんだから!
というわけで妥協案として出たのが、しれっと事前にメールという究極自己満足な落とし所。ウィルコ・ジョンソン、レックレス・エリックにそれぞれメールを送り、「きゃー大ファンですニッポンから行きます楽しみにしてますがんばってください。ビデオも撮ります→リンク」ほぼ同じ文面で送っといた。勿論返信はない。「バカかコイツは。だからニッポン人はヤなんだ」くらい思ったかもしれない。でもそうするのが最低限のトトチャン流儀なのだ。少なくとも今までは。
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とかいっときながら、止められるとやっぱりヤなのでリュックの一番下にカメラを仕舞う(笑)。入場時に「バッグ開けて」と言われて、全開にして見えたのはギュウギュウに丸めたダウンジャケットとスケッチブックのみ。我ながら小さい男だ、と思った。
ドリンクバーにも行かず真っ先に最前確保し、隣に陣取っていたカタそうなおじさんにビデオ撮影って出来るもんなんですかね?と聞いてみる。すると、「多分、無理だろう。だってほら、テレビかな?大型のカメラも設置してあるだろ?少なくともここから撮ってたらNGだよ」だよ。しょぼーん。
おじさんに場所を確保しておいてもらいトイレに行く。帰りにバーでビールを注文し、懲りずに店員の娘さんにもう一回聞いてみる。返事はこう。「え?なんで?なんでダメなの?みんなフツーに撮ってない?」
結論。基準がないんだね。個人が基準を決めるのだね。日本に居続けるとついつい忘れそうになっちゃう。てか忘れてた。なんだかすっきりした気分でステージ前に戻り、カメラのセッティング(でもこっそりだけどね)を済ませ開演を待つ。
前座はEight Rounds Rapidという、音は違うけどフィールグッズ的いでたち4人組。ヴォーカルはハーヴェイ・カイテルとリー・ブリローを足して3で割ったような顔。ギターはテレキャスをかっこよく弾きまくっていたけど、とても大事なところでシールドを踏んづけて抜いてしまうという荒業を3回もやってのけていた。普通の直線シールドなんだからエンドピンに回せばいいのに、御大への敬意なのか学習能力がないのか。まあいいけど。
ステージと客席の間にはカメラブース。前座が終わる頃にわさわさとカメラマン達(軽く10人超)登場。もうちっとも「最前列」じゃない。しかも屈強な坊主頭(必ずこういうルックスだよね)の警備スタッフが僕の50cm前に。もういよいよカメラを取り出しにくい(やっぱ弱い)。
でももういいや、えい!ってカメラを出したら、屈強なジャイアン、チラっと僕を見て、以後ガン無視。ああ、そういうことなのか。
ブースのカメラマン達、後ろのお客のことってまったく気にしないのね。横切る時もかがむわけでもなく、撮りたい体勢撮りたい位置で撮りまくっている。まあ仕事なんだしね、と思ったら中にはずっと動画撮ってるヤツもいるぞ。途中で端からステージに上がって袖から撮ってまた戻ってきたり。結構自由な空気が流れています。しかも30分くらいでいなくなるのかと思ったらアンコールまでいたよ。いいな〜カイガイ。
ステージでは両サイドから2台の(映像)手持ちカメラ。そもそもセッティングが変だったんだ。ノーマン上手、ウィルコ下手のはずが、ウィルコがステージ中央。つまりドラムのディランの真ん前。いつものセッティングのつもりでいい位置(中央からちょっと下手寄り)を陣取ったつもりが、大誤算。完全に二人が被っちゃった。多分これも撮影の為なんだろうね。ウィルコの更に下手位置でカメラ構えてたら、狂犬が走り回って来た時にぶつかっちゃう。ドラムセットも前座バンドのものなんだけど、バスドラにプリントされた彼等のロゴ、ウィルコの出番になったらシートで完全に隠しちゃってた。・・・なんか本人も勿論そうだろうけど、回りも一生懸命「何か」をしたいんだろうなぁ。わかるわかる。オレもしたもん「勝手」に。
ちなみに演奏ですけど。1曲目はかなりヨレヨレ。近年の演奏はYouTubeでも観ているので今更驚きはないけど、声は勿論、ギターのジャッキジャッキ感もさすがに衰えが来ている。そんな野暮なこと言ってんじゃねーよって話になるのは分かっているけど、今まで一回も書いてないから、でももう最後だから。ああ、ウィルコ。
ウィルコがいる時は常にノーマンがいる。少なくとも僕が知っている絵は全てそう。ウィルコ・ジョンソンはオンリーワンな、孤高の人だけれども、ノーマン抜きには語れない。子供が観たら泣きそうな、そんなルックスとアクションの二人がステージの左右を陣取っているっていう絵。そりゃトラウマになる。治療の為に数年に一度訪れていたけど、これから先はどうなるんだろう。
とかいってドラムのディラン・ハウが実はまとめ役なんですね。好き勝手な二人の手綱を(こっそり)引いて、最後に落としどころをちゃんと見つけてあげている感じ。なんかすごく印象変わった。今まで「やっぱサルじゃなきゃ」とかテキトーにほざいてたけど。
ちなみに会場の音は悪い。ヴォーカルが回ってるよ。大抵こういう時はヴィデオの方がクリアーに聴こえたりするもんなので、家に帰ってから観るのが逆に楽しみ。

Everybody’s Carrying A Gun ~ Barbed Wire Blues ~ Dr. Dupree ~ Going Back Home ~Roxette ~ Sneakin’ Suspicion ~ Keep On Lovin’ You ~ When I’m Gone ~ Paradise ~ Don’t Let Your Daddy Know ~ Back In The Night ~ She Does It Right ~ (ENCORE) I Don’t Mind w/ Alison Moyet ~ All Through The City w/ Alison Moyet ~ Bye Bye Johnny ~ (ENCORE2) Twenty Yards Behind

切れが悪くなろうがなんであろうが、やっぱりウィルコはウィルコなのであって、どう考えても変わりが利かない。ほとんど歌舞伎の世界のように、「いよっ待ってました!」みたいな展開ばかり。それならそれこそ跡継ぎをと思うけれど、それじゃただのコピーになっちゃう。ウィルコで感じる何かを、他で代用しようという気にはどうしてもなれない。まあ不可能な話。
「バイ・バイ・ジョニー」に入る前、チューニングをやり直し、曲に入ったらやっぱりダメだったのでサブのギターと取り替えて、よし行くぞと思ったら接触不良で音がヘンテコすぎて、やっぱり元のに変えて絶好調で肩車ギターも披露してくれたら、4弦切れちゃって、そしてお決まりの弦張替え。とまあここまで完璧な流れを、しかもアンコールで出来ちゃう、それがやっぱりウィルコは相変わらずウィルコなんだなー。いつまでたっても永遠に本番男なんだなー。
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次は明後日。最後が明後日。
まあ多分、この人はまだライヴやると思うけど。日本にもまた来るんじゃないのかなー。
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帰りの地下鉄の駅で、日本人の美人グループに遭遇。僕のすぐうしろから聴こえた黄色い歓声の発信源だった人達だ。一人はどこどこのライヴにも足を運びます!なんて言ってた。大ファンなんだなきっと。なのでさりげなくトトチャンを宣伝しといた。なんで名刺忘れちゃったんだろう。ただ単にバカだからか。こっちに住んでいるらしい。いいなー。不味いメシ問題をどんな風に解決しているだろうか。
疲れたので帰ってすぐ寝た。興奮で眠れなかったってことはなかった。
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通勤ピークを過ぎたあたりの時間で出発。
日暮里からスカイライナーに乗り換えるあたりでドキドキワクワク。そして成田でやっぱりテンパる。空港はなんだか怖くてイヤだよ。
飛行機の席は二人席の通路側。通路側だからいいけど、基本は真ん中のブロックの端が好き。しかもトイレの前。並ばなくていいからラクだけど、毎分毎分、「シャゴー!」って音から背後からして怖い。食事の後なんか常に誰かがすぐ横に立っているのでそれもまた怖い。そういえば今晩会おうという話になっていたはずのポールから連絡がない。さてどうする。眠れない。狭い。うるさい。落ち着かない。
チューリッフで乗換。ゲートがよく分からなくて「え〜っとぉ」と考えていたら、「早くいらっしゃい(多分)!」と呼ばれる。あーここなんだーと呑気にパスポートを出したら「何日滞在するの?目的は?」と来たもんだ。「え?いや、飛行機、チェンジ、オンリー。ゴートゥー、ロンドン・・・」「はぁ〜?なんでここにいるの?あっちよ!」と入国審査マダムに叱られる。時間がない!と焦ってゲートをくぐったら飛行機遅れてて30分ぽかーん。
でなんとなくヒースロー到着。現地18時。もう何もかも忘れてる。いちいちいちいち人に聞いて、結果バスもチューブもめんどくさいのでブルジョアにヒースロー・エクスプレスを選ぶ。この時点で返信のないポールはスルーされたってことで、でも初夜が一人はツマンネーナーと思って在住の日本人の知り合い(つっても生涯2回しか会った事ない)に連絡してみるも都合つかずアウト。ショボーンとヴィクトリアのホテルへ向かう。
結局都合つかなくて良かった。屁みたいな部屋で脱力したのも束の間、しっかり寝てた。
0時くらいに目が覚め、マクドナルドもパブも閉まってる。近所のコンビニで買った泣きたくなるサンドウィッチと水で夕食。
あーつかれた。
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ななななんと、パスポートが切れちゃってたので、一から取り直し。まずは住民票と戸籍というわけで北区の区役所、北区役所へ。
ななななんと、本籍地が埼玉のまんまだったって。さいたま市西区の区役所、西区役所へ行かなきゃいけないって。
バカすぎてもう泣きたい。

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