新宿武蔵野館で『カラスの親指』。
最後の「だまされた」に期待していたのだけど、確かに「だまされた」けど、単純に「だまされた」から気持ちがいい、というわけでもないんだな、という感想。
爽快感がいまいち。合点感もいまいち。実際のところとても楽しかったんだけど、なんだかなー。
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MOVIXさいたまで『007』を観る。
冒頭の見事なカーチェイスで萎えてしまう。こんなことを感じてしまう時点でこの映画を観る資格がないような気がするけれども、国家機密を奪い返すために民間人が(写ってはいないはずだけど)何人か死んでいる。実際のところ誰一人巻き添えはくらっていないということになるのだろうけれど、少なくともじっとしてたら確実に死ぬレベルの危険にさらされている。で、その必死に守った機密って何なのかというと、危険を承知でその職に就いたエージェント達の情報。うーん小っちゃすぎる。
やってることはデカイのに動機が小っちゃすぎる。「どきなさーい!」なんて言ってハンドル切ってるけど、それって「あなた達の優先順位は低いのよーっ!」っていうことなんだから、当然撮り方もそうなる。無知な愚衆の逃げ惑う様が見事に表現されている。
もちろんよくあるパターンなんだけどね。市場でうわーっみたいな。ミカンがばらばらーっみたいな。
だから何を今更って話になるのは分かってはいるのだけど。なんか、今回に限ってはシラケました。
ところで、ボンドガールっていうのはもう出てこないの?それともあの「どきなさーい!」の人がそうだったの?
tags : 映画

恵比寿さんと、前々から話は出てたんだけど結果的に急に決まった棚呑み忘年会。
そんなわけでちゃちゃっと誘って小規模(多分大規模にしたくても揃わねえだろ)で開催。面子は恵比アヤ51。
もう3ヶ月経ってるわけで、勿論落ち着きは取り戻しているけれど、それでもターナの不在を改めてみんなで確認し合う的な、多少の戸惑いはやっぱりまだまだ残っている。
でもこうして彼をネタに呑んでいる我々だって、いつ誰が欠けるかわかんないもんね。だからキッカケはどうあれ、会える内に精一杯会って呑んで笑っておかなきゃね、なんて思ってみたりもする。
それなりに遅い時間まで呑んでて、ゴキゲンでじゃーなーっ!って別れたのはいいけれど、電車の中でスペシャルに気持ち悪くなり、最寄駅まで悶絶しっぱなし。でも終電だったので降りることも出来ず。
ようやく着いて、のんびり歩いて改札の手前を優雅に左に曲がってヒマつぶしにトイレに入ってさりげなく個室に入って、戻し収めしましたわ。何年ぶり?
tags : k_turner

毎年恒例、Hヤン忘年会。
ボーリングとかしてみる。二人の中ではなかなかハイレベルだったけど、世間的に見てどうなのかはよくわからないレベル。
とにかくなかなかヘルシーな一夜。

選挙に、負けた。負けた?良く分からない。しかし、アタマのてっぺんからつま先までがっくりしょんぼり来ている。
自民圧勝。まずこれ一つ。そして維新躍進。全然躍進とは言わないようなのだけど、僕から見たらあれでこれだけの議席を取るって、ありえないレベルの大躍進。
そして共産党の負け。僕は小選挙区も比例も共産党に入れたので、これも切ない。そして未来の党のお話にならないくらいの惨敗。なんだったのかね、あの、盛り上がっているような気にさせられたのは。ツイッターとかフェイスブックのせいだな。余りに狭い世界でしか希望も絶望も自信も心配もしていなかったようだ。
それから民主。なんともあっけないものよ。僕はかの党には批判的な立場だけれど、それでもこのあっさりボロクソ状態は切なくなる。これは小選挙区制に切なくなっているということでもある。
自民が勝つのも民主が負けるのも軽く予測の付くことだけれど、何がしょんぼりかって、投票率の低さ。
良く言われていたところの、「民主がダメだから自民」という発想がアホってのには全面同意だったので、そうじゃなくってこっちを向いて〜なはずだったんだよね、多分僕の回りのツイッターなりフェイスブックの流れでは。
でもそうじゃなかった。みんな関心がなかったのね。前回に較べて投票率が下がって、かつ自民の得票数すら下がっているってことは、別に「大きく右に舵を切った」ということではなく、民主に入れてた人達の大半が「どーでもいいや」で投票所に向わなくなっちゃったってことよね。
乱暴な言い方をしてしまうと、僕は国民が(アホでアホでどうしようもなくって)真面目に自民党を支持して原発再稼動賛成、TPP賛成、消費税賛成、改憲賛成、瓦礫拡散賛成、徴兵制賛成ということであるなら、それはそれで、最後まで抵抗はするつもりだけれど、納得出来る。
でも今回は違うでしょ。どーでもいいっていう、いわゆる民意でしょ?だからがっかりというかしょんぼりというか、脱力。
まあ、負けたと言うんだろうな。無関心という敵に。
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参考までに、毎日新聞の記事から。
自民得票数
2009年選挙 (小選挙区)27,290,000(比例)18,810,000(合計)46,100,000(議席数)118
2012年選挙 (小選挙区)25,640,000(比例)16,620,000(合計)42,260,000(議席数)294
丸写ししただけだから、ちゃんと自分で調べたわけじゃないけど、もしこれホントだとしたら笑っちゃうしかないよね?

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そして忘年会。
去年の鶴駒富士会が思いの他カオスだったので、是非とも今年も、という運び、だった、はず。
今年は富士が年末多忙人だった(というかこの人は年中多忙人)ので不参加、鶴駒会になった。会場は北赤羽の銭湯の上の部屋である。
幸か不幸か、仕事を終えて「じゃああとはよろしく」と言いかけた途端に現場でミスが発生しちゃって、40分以上寒空の下にギャル達を放置してしまった。反省。
家に入ったその瞬間にバズに求愛されてしまって、玄関で靴も脱がずにバズを抱き続ける鶴と、さあ呑もうさあ呑もうと血気盛んな駒。そんな良く分からない人達でした。
なんとなく音楽の話とかよく分かってないくせに選挙の話とかで盛り上がっているうちに、あっという間に終電タイムでした。家呑みいいねー。
そのあと渡と熱く暑く政治話で長電話。でも酔っ払ってたので良く覚えてないんだこれが。

モリクン&ザ・モーリーズ、T字路s @ red cloth
今日のモーリーズ、イカリくんを交えての第二夜。
前回に較べてグンバツに決まりまくってます。何よりメンバー全員が楽しそう。正に「こんな感じ」が欲しかったんだろうなーもりくん、って勝手に想像してみた。これがイカリくん効果なのは間違いのないところだけど、何より当のイカリくんが表情ほころびっぱなしで、実質ニヤリくんになっているくらいだった。素晴らしい。

君んちへ行ったよ〜ドライヴ〜本当にかわいいコ〜2年9ヶ月〜家を出た〜イヨカン〜月夜の晩に二人きり〜バイト人生〜ロックバカ一代

十字路sは、昔っから知っているような気になっていたけど、実のところ観るのは初めてです。
ドラムもないし、ギターもベースもヘッポコな鳴りなはずなのに、曲が始まっちゃうとこれが締まるんだ何故か。そしてタエコ嬢のヴォーカル、ディーゼン・アンの時より遥かに貫禄があって説得力が増している。軽くびびってちびったぜ。

風来坊〜ヨイマチグサ〜これさえあれば〜交差点〜その日暮らし〜まむしは眠ってる〜かえる〜新しい町〜泪橋〜テーマ

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