『ALONE アローン』(Mine / Fabio Guaglione / 2016 US Italy Spain)

新宿シネマカリテにて。
おもろかったー。『トラップ』って映画が元ネタなのかな。関連がよくわからん。まあとにかくおもろかった。

そのあと、

『スパイナル・タップ』(This Is Spinal Tap / Rob Reiner / 1984 US)

新宿武蔵野館にて。
いや素晴らしいわ。名作!クリストファー・ゲスト、ちょーかっこいいし!
長年、よくわかってなかったこのバンドの存在がようやく理解できた。うれしい。

今日は新宿武蔵野館へ。
『バッド・マイロ!』(Bad Milo! / ジェイコブ・ヴォーン / 2013・米)
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なんて汚ねえ。なんてお下劣。サイコーだよ大好きだよ。よくこんなくだらないことを思いつくもんだなぁ。
みんな観るといいよ。

新宿武蔵野館で『誰よりも狙われた男』(A Most Wanted Man/アントン・コービン/2014・米英独)
いやいや素晴らしい。びっくり楽しいおったまげ。
でもさー。ここはドイツなんでしょ?ドイツ語喋んないの?喋んないんだったらCIAとFBIの、とかイギリスとアメリカの、とか政府と軍の、とかでもいいじゃんいっそのこと。えらくいい映画だとは思うんですけどね。

仕事帰り、新宿武蔵野館で『レッド・ファミリー』(イ・ジュヒョン/2014・韓)。
実際の北朝鮮がどんなものなのか、僕は正直のところさっぱり分からないので、こういった環境の人達が本当にいるのか、いるとしたらいっぱいいるのか、それとも極々稀な立場の人達なのか、どの辺りまで当然のこととして認知されているのか、どの辺りから誇張が加味されているのか、そこがちょっと気になってしまった。
韓国映画(ドラマでもいいけど)って、とことんエンターテインメントに徹しているので、どんどん神の手連発したり、都合の悪い所は完全無視、細かいことは気にすんな!というスタンスが徹底されているような気がして、それがちょっと、実は結構僕は好き(とか言ってそんなに観てないけど)。恋愛ものでこれやられるとげんなりする時もあるけれど、シリアスなテーマだとぐんぐん惹きこまれる。とにかく上げと下げが激しいから。この映画も脚本が相当面白くて、最後まで醒めることなく楽しめた。だからまあ、楽しめばいいってことなんだろうけどね。
ちなみに、そんな大きい声じゃこっちだって丸聞こえじゃないですか?とか、明日の旅行っておい、とか色々あるんですけど、女優さんみんな可愛いしね、全然オッケー。
あっちこっちで小さな希望が見えてきて、一番期待している希望は絶望に変わって、だから何か形に残るものを思っていたところで最後の最後、あれはすごく大きな大きな完全なる希望なんだけど、あれ?いいのかなこれで?
なんだか複雑。
もうちょっと反芻する時間が欲しい。

Gaga
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と思っていたのにも拘らず、そのあとハシゴ。
シネマカリテで『荒野の千鳥足』(原題:Wake in Fright/テッド・コッチェフ/1971・豪米)。
いやいやいや、まったくサイコーに気分が悪くなる映画だったぜ。こんな映画どうやったら作れるんだ?原作はいったいどうなってるんだ?
ビールもすごいけど汗もすごい。ベッチャベチャ。汚い厭らしい下品な西洋な感じ。こちらのどうしようもない偏見が全て肯定的に大画面で映し出される。あれ、日本人じゃ絶対表現できないからね。あの不快な世界に溺れていきながらも何故かてへぺろの境地に達しているもんね。あれは日本映画で観たことがない。悲壮感がまず出てきちゃうしそれを期待しちゃうもん。多分。
モラルと善は、ちっともイコールじゃないという、ごくごく当たり前のことをフツーに出しちゃうとここまで不快極まりない世界になっちゃうという、映画の中の映画。
サイテーサイアクのオススメ。

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今日はすっごく疲れてしまった。あまりに有意義すぎた。ハシゴするにはちょっと勿体ない、そんな二本でしたとさ。
帰りは人身事故とかでけっこう修羅場だったみたいだけど、埼京線のギリギリ、遅れる一本手前に乗れちゃったのでラッキーでした。
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武蔵野館で『友よ、さらばと言おう』(Mea Culpa/2014・仏)。
楽しかったです。いいと思います、邦題をのぞいて。
確かに「アイ・アム・ギルティー」と言われたって、なかなかいい日本語タイトルはむずかしいのかもしれないけどね。贖罪?もう既に使い古されてる?
まあともかく、あまり深いことは考えずに、主演のおじさんのくたびれ顔に酔いしれるのが楽しい、そんな映画です。

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そのあとシネマカリテで『エアポート2014』(Airplane vs Volcano/2014・米)。
楽しかったです。というかこういうのは作ってる方が楽しいんだろうね。「飛行機対火山」、よし!これでいこう!だなんて企画時点で子供すぎる。
観終わった時点で瞬間的に全て忘れてしまうような、本当にどうでもいい、サイコーに楽しめる作品です。

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いやまったく、映画は楽しければそれでいいじゃないか。それ以上いったい何を望むっていうんだい?ツ

新宿武蔵野館。『フルートベール駅で』。
いやぁ、キツかった。泣いたわ。まだまだ、いい映画はどんどん出来てくる。素晴らしい。でも実話だからね。世の中は暗いよ。
なんにせよ、VIVA!オクタヴィア・スペンサー!

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新宿武蔵野館。『ネブラスカ』と『それでも夜は明ける』ハシゴ。
『ネブラスカ』絶賛オススメ中。アメリカン・ニューシネマ好きは失禁するはず。しかし宝くじとかって、海外は当選者公表しちゃったりするから人間出来てるんだなーとかなんとなく思ってたんだけど、やっぱそんなことないのね。そりゃそうだよね。

『それでも夜は明ける』は、よく分かんない。悲惨さが重々伝わってくるんだけど、その悲惨さが悲惨なまま残っちゃう。後味が悪いまんまだわ。とても良く出来た作品なのは、なんとなく分かるんですけど。

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シネマカリテで『バーニー』(2011/米/リチャード・リンクレイター)、武蔵野館で『ペーパー・ボーイ』(2012/米/リー・ダニエルズ)。
期せずして、マシュー・マコノヒー祭りになっていた。
共になんだか後味が悪い作品で幾分暗い気持にさせられちゃった。後味の悪さ加減で言うと、『ペーパーボーイ』のそれはもう底なしのある意味極上の悪さなので、打ちのめされ度がもうパない。そんなわけでどちらが好きかと聞かれれば『バーニー』、かな。でも残ってるのは『ペーパーボーイ』、かな。でもどっちも好き、かな。


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