Facebookで流れてきて、何にも知らないのになんとなく(「ソールドアウトになったんだけど急遽席出します!」みたいな感じだったので)チケットを取ってみて行ってみてしまった。
東京キネマ倶楽部でキングコング・西野亮廣のライヴ。絵本を描いている人ですってくらいしか知らなくて、顔も当日知った。
でもなかなか面白かったですよ。1週間くらいぶっ続けでやっているイベントで、1回400人を10回やって4,000人、くらいの動員らしいです。毎回内容が変わって、今日はフリートークの日。そんな日に何も知らないオマエが行くなよって話ですけど、でもなかなか面白かったですよ。
アタマの回転とても速そうだし才能溢れる、そしてもちろん自信満ち溢れる感じで、こりゃ色々妬まれるだろうね、と思います。しかしその妬まれネタで熱く語られちゃうと飽きちゃうなぁ。もっとクールにさらっとやればいいのに。いや多分だいぶ抑えてるんでしょうけど、なんせこっちはよく知らんので。
芸人のくせに絵本とか描いて云々という批判(妬み)は何かで読んだことある。それに対して彼も面白おかしく余裕で返して行くのだけど、そもそも論として「芸人」っていう定義がよくわからん。
舞台に出るってのはもちろん分かる。で、絵本ダメ、たぶん小説ダメ。なるほど。で、役者はいいの?映画作るのはいいの?テレビドラマはいいの?歌うたうのはいいの?そもそもテレビなんか出てていいの?その線引きはどこ?誰が決めるの?先輩?大御所?
誰に聞くまでもない。芸をもって人を幸せにすることをもって芸人である、はずなのだから、何も話とか人のアタマをはたくとかだけで脚光を浴びる必要はない。好きなことをすればよろしい。これ当たり前のこと。
そんなことをグダグダ言っている時点で知能指数が低すぎる。だから西野さんも「アイツもこんなことやってコイツもこうで」などと返さなくてよろしい。というか無理してでも返さないべき。わざわざ先方の低い土俵に下りる必要はない。
「芸人」などという言葉を自ら発して「縛られたがる」(これはアスリートでもミュージシャンでも会社員でもいいけど)姿は見てて憐れである。誰もが必死に無理をしてそのくくりから抜けだそうともがくことで、更に広がり高みを極められるのだから、自らが授かった「天賦の才」を無駄にしてしまってることにいい加減気付いてほしい>芸人さん達。
くりかえすけど、西野さんも黙って自分の出来ることを続けていただきたい。他の方々のことをいっさい相手にしなくなった時、そりゃもう本当にかっこいい人になっているんだろうと思いました。孤高の人になってください。静かに応援しています。
鶯谷という町も、来たの数年ぶりで2回目だけど、やっぱいい感じです。
ジャンル違いというか知らない世界というか、そういうのって楽しいです。