タミを100年ぶりに風呂に入れた。
案の定、発狂していた。
でもまあ、ちょっとはフケが出なくなっただろうから、よかったでしょう。多分。
そのあとずっと怒ってる感じだけど。

午後、新宿でバッグ買い。
残念ながらキャビンゼロは2軒ほど回ったが結局現物を確認出来ず。ネットに載っている在庫情報が古いものだったみたい。あと1軒、と思いつつもうめんどくせーのであっさりモンベルに決定。金額が倍になってしまうけど、まあしょうがない。デザインも、ちとアレだけどまあいいでしょう。と言いつつもやっぱりバッグフェチとしてはワクワクを隠し切れず、「あ、すぐ使って行きます!」とタグを切ってもらって手持ちの荷物をボンと突っ込み、(多分)ニヤニヤしながら店を出た。

夜はA氏とボデギータ呑み。
先日のライヴで身の程を思い知ったので、今日はスチルカメラを持参して、設定の仕方を一から教わる。マニュアル読んでも何が何だかわからなかったのに、彼の説明を聞いてると、なんだかイケルような気になってきたよ!流石プロ!
その後はもちろんキューバトーク。
グーグルマップを位置をずらしずらし20回以上プリントアウトし、セロテープで貼り合わせた力作・特製・特大ハバナ地図をテーブルに広げ、いわゆる観光名所じゃない名所を教えてもらう。
1時間ほど話していると、シローさんが帰ってきた(って言わねえか)のでそのまま参加してもらって更に素敵スポットを教えてもらって地図にカキコカキコ。
こういう時、やっぱり紙の地図が最強なのである。流石俺様。
話が乗ってきたところで『Soy Cuba』のDVDをモニターで流し、「これは、この辺だね!」とロケ地情報。どんどん地図上のマーカーが増えていく。これ全部行けるのか?どれだけ歩くんだ。
基本的に、今回は腰が許す限り歩きたい。タクシーもバスも乗るのは楽しいのだろうけど、ひたすら「なんでもない」道を歩きたいのだ。
あくまで腰が許す限り、なのだが、それよりもっと危険なのがビール。どこまで呑まずにいられるのか。それが今から不安でならない。
なので今日めいっぱい呑んでおく。
ちなみにお店では別口でスペイン語講座?が行われていて、けっこう我々(&DVD)が騒がしくて迷惑をかけていたように(今頃になって)思う。今更ですけどすみませんでした。
22時解散。
メルシー、デザミ。

いまいち、はっきりくっきりとした決心がついていなかったのだが、先日『Cu-Bop』(とカントクの話)から受けた刺激を無駄にしたくない、との思いで、ゴーインに今日(正確には多分昨日)決めた。
午後(それでもぐずぐずしてて予定より2時間くらい家を出るのが遅れたが)、青山のトラベル・ボデギータへ。
史郎さんに「これくらいの日程でこんな感じの・・・」と話すと、「よしわかった!」と一気にヒコーキを予約してくれ、あれよあれよと確定してしまった。うわー。
というわけでキューバはハバナに行ってきます。思いっきりフリーで観光してきます。
今年中には必ず、とか思っていた。しかも元々何も関係なくキューバが好きだったはずなのに、あれこれあってなんだかフィルターを通してのキューバになってしまって、しかもなんだか昨今のあれこれがあり、もうどう考えてんのオレ、みたいになっちゃって、なんで行きたいのか、今はただの意地なのかとか余計あれこれ考えて悶々としてしまっていた。
もちろんカンケーないんだけどね。でも一回そういうネガティヴ思考の沼に入りこんじゃうと自分のそもそもの感覚が分かんなくなっちゃうのよね。
だからそういうモヤモヤとかどーでもいーじゃん、って感じられるキッカケを作ってくれた『Cu-Bop』(というかホント、高橋さん)にはマジ感謝なんだよね。グラシアス。

夜、上福岡へ。
駅前のファミリーレストランで(僕、朝食だったので)つぐおみとビール&トーク。
思い出話や音楽話、はては昨今のゆがんだ社会の話。尽きない。
19時から始めて、終わったのは0時だった。
また行こう。

深夜、実家へ。
母親もまだ起きていた。もうすぐ寝ようと思っていたけど、「あら、ビール切らしちゃってるのよねー」とクルマで買って来てくれた。「いやいや、あ、じゃ、ありがと」となんとなくしっかり断らずに甘えてしまうのは末っ子だからです。
旅行話やコイバナ、そして父親のはじけた若かりし頃の裏話。そろそろ疲れてきた。
0時から始めて、終わったのは4時だった。
もう寝よう。

(昨日からの続き)
そんなわけで風知空知に来てみた。
開演まで撮影の場所決め(ここで撮るのは初めてなので勝手がわからない)とかで悩んでいると、カズマロさんが声をかけてくれた。そして、楽屋にいたツグオミを連れて来てくれた。
わーお。
30年ぶりっていうのは多分おおげさなんだけど、それでも28年ぶりくらいだろうか。
「最近どうよ?」と言いつつも、空白の時間が長すぎるので、テキトーな近況をベラベラ語り、一番ホットな失恋話などでお茶を濁す。
ツグオミはやっぱりツグオミで、口調や姿勢がまったく高校生の頃のままだった。そんなこと言ったらみんなそうだってことになったりするんだろうけど、いやこの男はホントそう。変わったのは髪型くらい。体型もまったく変わっていなかった。最近僕は「痩せた」とかほざいていたけど、ツグオミに較べたら全然デブになったもんね。ダイエットしなきゃ。

そんなわけで開演。カズマロさんのTHIS BIGは3番手のトリ。
子供の頃もウメーとは思っていたが、こんなにかっこいいギターを弾く人だったのかよ。これはJohn Faheyのそれだよ。しかも電気ギターだぜ。ヤヴァス。
メイベルズの頃から(あまり聴いてないけど)、一筋縄ではいかない、単純要素を排除していくような曲が増えていった中で(あまり聴いてないけど)、それを裏打ちするのがこの演奏力なのねーって勝手に納得して目をハートにして撮影していました。
ちなみにまた昔話をすると、ツグオミの家で(つまりカズマロさんの家で)、カズマロさんの留守中にウインクスのギタリストのギターを触っていたら、そこにちょうど運悪く帰ってきてしまったカズマロさんに「なに勝手に弾いてんだ」と叱られ、それでもそのあと目の前で数曲弾いてジョージ・ハリスンのギターがいかにすごいのかということを教えてくれた。結果すげえ運がいいなぁ、と思った、そんなこともありました。
なので今回はそれが(ジョージじゃなくてジョン・フェイヒィが)超わかりやすく出ている曲のみトトチャンでアップしました。まあ一回目はそれでよかろう、と勝手に判断させていただく。次回から「難解な曲」でいってみようと思う。
できれば、演者と聴く側では求めるものが違うってのは百も承知の上で、いわゆるバンド編成で観てみたいなぁ。ドラムフルセット(今回はキックなし)でベースがいて、なんならもう一人ギターがいたって別に鍵盤がいたってどうしてもというならブラスが加わったって構わないけど、とりあえず3人になるだけでも随分音世界が広がるんだろうなー。なんて思っちゃいましたよ。あとリッケンな。
終演。
ツグオミと連絡先を交換して、今度呑もうやと約束をして、店をあとにする。
まっすぐ帰ろう、と思ったけど思わず駅と逆方向に向かってボデギり、ハルカ姐さんと1時間ほど駄弁って終電間際に全速力で駆け足して帰りました。
あー楽しかった。

5/25、職場で鬱症状が出て苦しんでいる子がいて、その対処等をネットで検索していたのだが、ついでに「鬱の初期症状」みたいなページが出てきて、思わず読んでしまった。
10項目中9項目がきれいに当てはまったわよ。
こういうものは、そのように考えればそう見える、というものだということは百も承知なのだけれど、それを差し引いてもなかなかなもんだなと考え込んでしまった。
でも。
昨日のシモキタで、つぐおみが「あのねトモキ、それはオレはすっげえ良く分かるよ。でもね、命を賭すっていうのはもっとね、今でいうなら憲法を守るとか、そういう、そういうね、そういうところのためにあるものでね、決してそんなことでね、言っちゃあいけないんだよ。まあすっげえ分かるけどね。」とか言っていたのがものすごくすんなりアタマに入ったし、何よりすっげえ嬉しかったので、死ぬもなにも、鬱にだって絶対ならない。だから絶対に病院には行かない。行ったら即日「なれる」と思う。すぐその場で認定してもられるし、すぐクスリもらえるし、それを呑んだらもう完璧だと思うので。
長期休みが欲しくなった時は行くかもしれない。

あれからもう6年経つとな。

とても平和な週末を過ごしながら、なんとなく、みんなの心にひっかかっているんだろうなぁ。

なんてことを思いながら、平和な週末に下北沢の駅前を行き交う人達を眺めてた。

そんなわけでシモキタボデギータ。今日はサルサを聴きに来ました。マコト&ムーチョというデュオです。存在はなんとなく聞いてはいたけれど、実際に観るのは初めて。飽きたらどうしよう、なんて思ったりしなかったわけでは正直ないけれど、いやー杞憂杞憂Q。全然楽しかったわ。
音楽ジャンルの定義は苦手で、特にラテン音楽はさっぱりわからん。こういうタイプの(つまり無知の)人間はなんでもかんでも「ロックだ」とか言って片付けちゃう。だから今日のライヴも、褒め言葉として「ロックだった」わ。
14時46分頃にタバコでも持って一回外に出てみようかと目論んでいたが、そこは流石マコトさん、45分に曲を(ちゃんと切れ良く)終え、1分間の黙祷時間を作ってくれた。
こんな時に出来ることは、最低限、忘れないってことだ。
ありがとう。

終演後は連れ合いと連れ合いフレンドとシモキタでコーヒー&ケイクス。それから新宿でワイン。そして帰宅と思いきや呑み足りなくなったので北赤羽でビール。

実際のところ、果てしなく平和だった。


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越川芳明さんという人。
『あっけらかんの国キューバ』という面白い本を書いた人。
経歴を見もせず、勝手にヒッピーな感じの人なのでしょう、と思い込んでいたけど、実はかなりアカデミックな人でした。
でもやっぱり、いざこうして目の前で直接お話を伺っていると、とってもあっけらかんな人でニヤニヤさせられてしまう、そんな素敵なおじさまでもありました。

さてそんな越川先生のサンテリアのイベント。どのあたりの深さの層をターゲットにしているのかよく見えない感じでもありましたが(だってサンテリアって言われて誰が反応できる?反応した上で誰がその用語や構造を知ってる?)、そのへんの緩さも込みなのかな、と思うと全然オッケーなのかな、多分。

来場者全員、軽~く占いもしていただきました。
「YESかNOで答えられる質問を考えて下さい」かつ「せいぜいひと月くらいで結果が分かる程度で」
ということだったら昨今の僕を悩ませているのはもちろん事故続き報告書続きの仕事なので、
「これ以上トラブルが発生することなく、今月(が繁忙期としてのピークなので)を終えることができますか?」にしてみた。
先生の前の椅子に座り、いざ占ってもらう。「声に出さずに心の中で唱えて下さい」と言われ、ゴニョゴニョゴニョ・・・。

答えは、「YES」。

イエス!よかったー。超気分がラクになったわ。
でもなんかあとにして思うと、あの瞬間は(「今月を」のくだりは前提になっているだろうから)「仕事でこれ以上のトラブルは発生しませんか」みたいな日本語になっちゃったかもしれない。
ってことはさ、これを英語的な解釈するとさ、つまり否定形で聞いちゃった時はさ、答えが「YES」なんだから・・・。

下北沢のボデギータでキューバ倶楽部プレミアム。
今回は「食」がテーマ。食の研究家(というのかな。よくわからん)の田邊絢子さんという方が、ハバナを中心とした食糧事情(スーパーの品揃えとか家庭料理の調理とか)をスライドと共に報告、そこにドン、清野史郎さんの解説が加える、という構成でした。どなたか+史郎さんっていう形がとてもリズミカルで気持ちがいい。今までもそういうのあったんだろうけど、行くのが久々だったものでとても新鮮。
基本的に食に興味がない人間なのに、一生懸命聞いちゃったよ。でも筆記用具は忘れたので内容はよく覚えてない笑。
ちなみにボデギータのキューバサンドウィッチ(という名前なのかどうかはしらない)はとても美味しくって、今日もそれをほおばりながら楽しみました。
一旦休憩が入った後は、(あれほど楽しんだとか言いながら)カウンターで春美さんとくっちゃべってて全然お話を聴いてませんでした。すみません。でも後半は後半で、超楽しかったです。今度、フラメンコを観に行きます。
終電ちょい前で帰宅。腰はちっとも良くなっていません。
清野春美フラメンコ教室

下北沢ボデギータにてキューバ倶楽部プレミアム。
今日のテーマはチェ・ゲバラ。
と、テーマを絞ったところで史郎さんの話はもちろん多岐にわたり縦横無尽に駆け回る。言葉を紡ぐ50倍くらいのスピードで脳みそがデータを引き出してきているようで、その生き字引っぷりには毎回うならされてしまう。マジで本出せばいいのに。
終わってから安達センセイとどーでも話を駄弁って、仲良く一緒に駅まで帰りました。