近所のジムに行ってみた。
時速8kmで3kmほど走ってみて、ジョーバに乗ってみて、腹筋をアナログにしてみて、なんとかマシンしてみて。
続くかなー。

近所のスポーツ用品店でシューズを買った。
ナイキのアレっぽい感じのヤツだろうと思ってたら全然幅が合わなくてアディダスになった。
これを履いて人生をシェイプアップすることにした。

我が家のiPhoneによると、今日の朝晩の散歩(通勤+夜の退屈しのぎの徘徊)、10km超えしててなんとなくすごい。まあ心底ダラダラ歩いているだけなのでエクササイズには程遠いのだろうが、なんとなく気分がいいということはとてもいい。
iPhoneにこんな機能(万歩計?)があるなんてつゆ知らず、というか使い方がわからず「不要」という名のフォルダーに放り込んでいたのだが、なんでも勝手にやってくれていたんだね。ナメテマシタ。

ここひと月くらい心身共に調子が上がらなくて、気分転換のつもりで通勤を歩くようにしていた。といっても自転車5分を徒歩15分に変えた程度だったんだけど、なんとなく気分は良くなってきてだんだん遠回りをするようになって、早く家を出られた時には30分以上歩くようになってきている。
それにともなって、近所の川をセーヌ川に見立ててジャズばっか聴いて巴里な世界に浸っていたわけ。しかもシドニー・ベシェのオンパレード。そうそう、『ミッドナイト・イン・パリ』な感じ。だからこないだDVDで観直してみた次第。

でもいいかげんジャズりまくりなのもどうなのよと思って、今朝からもう一回気分転換に全曲シャッフルでかけてみた。
そしたらスゴカッタ。ニック・ロウやコステロ、NRBQはもちろん、ミッキー・ジャップとかジョナサン・リッチマンとかピート・タウンゼントとかあれやこれやとか、途端にテムズ川とかハドソン川とかナイル川とか荒川とかが目の前に広がるわけ。よう知らんけど。

我が家のiPhoneは天才音楽の宝庫だった。

僕は長いこと、多分20年くらい、顎関節症を患っている。
右あごのその痛みは、普通の、日常のルーティーンとして常に存在していて、今更どうしようもないなという気持ちになっている。もちろん時々マッサージしたりもするけれど、まあ耐えられないほどではないし、ほとんどあきらめの境地だった。右あごが痛い。それが普通。それがオレ。
先日、恋に破れた時(もう2ヶ月も経つんですね)に、突然その痛みが左あごに移った。急に痛みが移動してしまったのだ。不思議なこともあるもので、右あごはまったく痛くなくなり、そして左あごの痛みは、右あごのそれをはるかに上回るものになってしまった。
さてどうしたものかと思ったが、まあ、これはこれ。時々マッサージしながら、「それほど参ってるんだねオレ」と涙を流しながら結局そのまま放置する日々を過ごしてきた。
そんな感じで今日も仕事をこなしていたのだが、昼休みに食事を取る際に突然の大激痛に襲われた。口を開けると耳の奥に針を刺されたようになる。これは新感覚。骨というより耳の穴だ。食事どころではないのだ。
仕事の流れでは明日からがピークになるので、急遽半休を貰い病院へ。
診察の結果、症状は外耳炎。しかし大元はあごでしょう、と。だから外耳炎の薬の前にあご周辺の筋肉の緊張をやわらげる薬と痛み止めを貰う。胃薬も進められるがこれは断る。どうせ飲まんので。
とうとう薬に頼る日々が訪れてしまった。
===
夜、声をかけられたイベントに顔を出してみようかとついその気になる。しかしそれはあまりに安直すぎる。いやいや何を今更。いややっぱりそうじゃない。と悩み、イベント開始時間まであれやこれや理由をつけて家を出ず、間に合わないことを理由に欠席した。
結果、さらに悶々とし、今日はこれしかない、と国会前に行くことにした。

思いのほか、人は少なかった。もちろん共謀罪に反対する人の全てがここに集まっているわけではないが、まあ現状、こんなものだろうな、と、自分の胸に手をあててみると妙に納得もする。

どうにも盛り上がりに欠ける。人数とか規模じゃなくて、自分自身の中の盛り上がりに欠ける。
それって多分、回り(国会前ではなく、日常の)を見渡した時の手応えのなさだと思う。
安保法制の時に、集団的自衛権の時に、(負けるの承知で)あれほどジタバタし、でもありえないやり方で悪法を通され、これってどう考えてもおかしいだろ!と我々は憤った。しかしそれは、けっこう我々だけが憤ってた。あっそうなの。いいんだ別に。・・・みたいな。
なんか自民党感じ悪いよねーだったのが、なんか俺たちバカバカしいよねーになってきちゃった。
それでももちろん、ずっとずっと国会前で声を上げ続けてくれた人達がいる。だから今日もこうして集まれる。そこはものすごく感謝しているし、それを無駄にしてはいけないと思っている。
それでもちょっと、気持ちが折れちゃう時が最近増えた。
誰に振っても、それはタブー扱いでスルーされることが増えた。

北朝鮮がーとか、ロシアがーとか、トランプがーとか、ルペンがーとか、そういう話好きな人はけっこう多いんです。
でも自分のところが一番ズタボロだという話をするとあまり乗ってこない。
「んー政治の話はー」ってなんだったんだ今まで無邪気に語ってた話は。
「みんなが幸せで平和なのがいい」ってそれこそが政治でしょー。
あげく「野党がー」とか言い出しちゃう。
アホか。誰かになんとかしてもらわないとみたいな奴隷根性はもういい加減お捨てなさい。
勝つか負けるかじゃなくて、多数派か少数派かじゃなくて、死なない程度に権力に楯突くくらいの気概をせめてポーズだけでもお待ちなさい。
理念や支持政党の話ではなく、権力者がその権力をゴーインに行使しようとした時に、「ちょっと待て」くらいはせめてポーズだけでも言わないと、それはカッコ悪すぎるでしょ大人として。

意見を言う、ということが躊躇されるようになってきた。で、こっちもめんどくさいからいちいちしなくなっちゃった。
これが多分、第一歩に繋がる、もしくは既に踏み出している大きな一歩なんだと思う。
僕は既存政党では日本共産党を支持しているけど、もし彼らが衆参で過半数を確保したとしたら、徹底的に監視していっぱい文句言うと思う。
その自信はある、共謀罪さえ適用されなければ。
こっちがかの国を指さして偉そうに「危惧する」なんてほざいてる今、この国はそれ以上に危惧されてるからね。

共謀罪が通ったからって、明日から何かが変わるということは絶対に起きない。
法律が主体的に何かを変わるのでなく、僕ら自身がじわりじわりと変えていくことになるだろう。
で、誰かスケープゴートで共謀罪を1回か2回適用すればいい。そうすれば完全に僕らの日常の身の振り方が変わる。
そうして国が変わる。

市販の薬で少し痛みは和らいできたものの、充血がさっぱりなくならない右目。
これなんかおかしすぎと思って目医者へ。
かなり進行してますね。もっと早く来てくれたら。ほっておいたらこんなものじゃすみません。
とか色々コメントをいただきました。強膜炎と呼ばれる病気でした。言ってみりゃまあ、原因不明でかつかなりの高確率で再発するんだとか。
マジで虚弱体質になってるなおい。
ステロイド目薬を一日7〜8回注していこう、という壮大な目標をいただきました。

鼻をかんだら、退院直後から不快に感じていたカサブタが取れた!うわーお。
未だ鼻汁は出る血も混じる。なんとなく痛い。でもちゃんと前に進んでいますね鼻。
tags : 鼻づまり 鼻中隔湾曲症

結膜炎?
昨日の日中から目が痛いなーと思ってたんだけど、夜中からピークが続いている。しかもこういうのはいっつも右目。昔痛めた影響がこんなところで(多分)出ているんだろうなぁ。
仕事を抜けて目薬と眼帯を買ってきた。普段あまり目薬をささない(かつ疲れた時にさすのは超軽いやつ)ので、染みて染みてしょうがないっす。しかも眼帯。何かで押さえたい衝動にかられて着けてはみたけれど、むしろ紐が気になってしょうがない。今や右目より左目がツライ。どうしたもんかこれ。
夜行こうとしていたライヴは申し訳ないけどキャンセル。
カラダ、ヨワスギ。
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兄より、「イランカラアゲル」とCDがダンボール4箱に詰められて送られてきた。宛先を会社にしてもらってよかった。何食わぬ顔でこのまま事務所に置いておこう。
とりあえず今日は20枚程度自転車で持ち帰り。まずはロン・ウッドのソロを3枚聴いてみる。懐かしい。多分この頃はまだ正式メンバーじゃなかったと思うけど、ストーンズの誰よりもストーンズな感じのアルバムを作ってるよねこの人は。ストーンズサウンドの要はここにあったのか!
続いてグレッグ・キーン・バンド2枚。懐かしい。頑張ってない感じなのに熱い。しっかり盛り上がっているはずなのにどこか抜けてる。なんか、ヒューイ・ルイスほどはいかない。でも根っこは同じ。聴いてる方はしっかり燃焼させてもらった。
そしてロニー・アール。懐かしい。でもこれ1曲目だけなんだよね盛り上がるの。相当盛り上がったので全然オッケーなんだけど。
はっ!今日は譲二聴こうと思ってたのに、譲二。
tags : ronniewood gregkihn ronnieearl georgeharrison

退院後、初の診察。
基本的には生活上何の制限もなく(酒は「う〜ん、まあほどほどに。一週間くらい止めときましょうか?」程度だったので三日目くらいから呑み始めた。タバコはどういう状態であっても人間である以上論外という扱いなので改めて制限項目に加えたりはしない。ので普通に吸った)、退院時に先生に薦められて購入した鼻洗浄器(3000円弱+とかし薬)がかなり効果的(膿が溜まるのを感じても、痛くて鼻がかめないしすすれないのだが、これをやったあとだと軽〜くかむだけでヨウカンみたいになった黒い古い血の塊がドバー!と出る。そして日に日に出る量も痛みも減ってくる)だし、更にもらった薬も飲んでる(6種類中3種類しか使ってないけど。しかも回数かなり少なめ)ので、自分としてももう全然いい感じぢゃん?って感じ。気になるのは実際の穴の大きさやかさぶたの具合。こればっかりは内視鏡で覗いてもらわないとなんとも言えない。というかやっぱり視覚的に確認したい、という気持ちが強いので、今日は朝からとても楽しみだった。
とか言いながらしっかり寝坊して、予約時間ギリギリの到着。と思ったら予約時間を30分勘違いしていて、実質遅刻。更に診察自体が押しているみたいで、結局1時間くらい待合室で寝てた。
ようやく順番が回ってきて、先生と軽く話をしてからさっそく内視鏡!最初の診察の時は、右の穴は壁に沿って迂回しないと中が見えず、最終的には横壁が狭まり奥に到達することが出来なかったし、左の穴には内視鏡が通る隙間さえなかった。
それがなんと今回、右も左もすすすすーっと潜入した挙句、なんと突き当たりの壁が見えた!すげえぞマジで!
実際の感覚でいうと、鼻が詰まっている感じが以前残っていて、鼻息もつい荒くなってしまうのだが、もしかしたらそのうちの9割方はクセなのかなと思う。治療を開始する前からそれは心配のタネで、実感として辛さが残っているように感じてしまうのではないかと危惧していたのだけど、そしてそれはほぼ現実のものとなりつつあるのだけれど、しかしそれでも、2ヶ月前と同じ鼻とはとても思えないくらいのこの変貌を実際に目の当たりして、嫌な予感が的中してしまったガッカリ感なんかどうでもよくなってしまうくらいの歓喜の嵐が脳内を渦巻いている。うおーっ。
診断も、とても順調、とのことで、次回は3月末でOK、薬も追加しないで大丈夫(言われても断るつもりだったけど)。グレイトな結果だぜ。「粘膜が若干腫れているようだけど、これも徐々に治ってくるはずだし、そもそも喫煙したら腫れちゃうからね〜」と先生。まあ、そこは、ね。
===
信濃町の病院から埼玉の病院へ。
父親が入院しているので様子を見にいく。
治療はなかなかハードなようで、つらそうな様子。ついこの間まで自分がたった一週間の入院でツライアピールをしまくっていたのが恥ずかしくなってくる。会話も億劫そうなので、あまり話もしなかったけれど、これは経験上、あまりワーワー話しかけられるより、ベッドに横になっている時になんとなくそばにいるってだけの方がありがたく感じたりすることもあるってことは理解出来るようになったので、なんとなく読書してみたりする(桐野夏生の『だから荒野』)。
ふんばってもらいたい。
tags : 鼻づまり 鼻中隔湾曲症

退院。
f:id:Tot:20140205082449j:image:w360:left総括すると、なんだかんだ言って楽しい入院だった。友達も遊びに来てくれたし、先生も看護婦もいっぱいバックアップしてくれた。心の底から感謝である。
と思ってたんだけど最後にケチがついた。
恒例の朝の診察を終え、気持ち良く部屋に戻ってきたら朝食の準備がしてあった。さっそく食べ始めると、看護婦が入ってきて「谷川さん、そろそろ・・・退院の方・・・」と来たもんだ。確かに事前に「だいたい9時頃で」とは言われていたけれど、診察時間も朝食が運ばれてくる時間もいつも8時半じゃないか?だったら退院当日は朝食抜きにしてくれよ。「あ、まだ食べてるならいいです」・・・って今更言うなよ最初から言うなよ。無論、喰わずにすぐさま部屋をあとにする。なんだか、看護士たちへのお礼の挨拶も中途半端のままだ。次の人が入ってくるのは早くても10時半くらいなのになー。というわけで写真の餌は一口しか食べてない。
まあこんなのはどうでもいい。問題は会計時。
高額医療保険というやつは月単位での計算になる。僕は1月30日から2月5日までの入院なので2ヶ月に渡ってしまう。いくら自己負担8万ちょいまでといっても、2つに分けてしまっては単純に効果も半減だ。
だから入院前の診察時に、もし2ヶ月の計算になるのなら入院を遅らせてくれ、若しくは1月の二日間の分も2月の分として一括計算してくれないか、と先生に伝えた。すると先生、「ああ、大丈夫でしょう。」との返事。
これで僕はすっかり安心して、そのあと誰にも確認することなく入院をした。
そして今日退院の日、会計担当の人が言うには「いやそれはムリですー」。もうにっちもさっちもいかない。結局支払いは13万強。念の為、会計の人に「万が一僕の入院が2月1日からだとしたら、まったく同じ治療内容だとしても8万ちょいで済むのか?」と聞いてみた。答えは、もちろんYESである。
専門の人(この場合は会計ないし入院案内担当)に確認しなかったのが悪い、先生に聞いたってしょうがないってことなんだろうなぁ。しかしなんだかね。こっちからすればセンセーが「ダイジョブ」と言ってくれれば無問題と捉えて何が問題?という気がしちゃうんだがなー。
病院を出る時は、なんだかガックリと疲れ切っちゃった。あーあ。
駅前で一服してから(鼻が塞がっているので案外大変だった)、まっすぐ帰宅。
バズネコタミとじゃれ合って、なんか日常を味わいたいので入院前に届いていた『Life of Brian』のブルーレイを観てみる。
でかっ鼻とか、城壁のシーンで笑い、それから急に睡魔が襲って来て落ちる。目が覚めた時は外は薄暗くなっていた。ああ、さっそく堕落してるぜ。具合が悪いわけでもないはずなんだけど、完璧に何もする気になれない。
でもまあ、帰って来れて良かった。
7:05/体重58.6kg/血圧122-76-58
tags : 鼻づまり 鼻中隔湾曲症

入院六日目。
f:id:Tot:20140204082612j:image:w360:leftf:id:Tot:20140204123202j:image:w360:leftf:id:Tot:20140204181709j:image:w360:left鼻血も鼻汁も出ます。痛みもあります。しかし全然オッケー。綿球を一応付けてみるけど、穴自体は通っているので鼻息でスポンスポン抜けてしまうので、午前中に早々とめんどくせーからもういいやって通りすがりの看護婦さんにお返しして優雅に過ごす。さっさと空気に晒しておいた方が治りも早いしね。そのあと遅番でやって来た美人看護婦にも一瞬咎められたが余裕ぶっこいて一蹴。そしたら先生に「その解釈は全然違います」と窘められちった。乾燥させるのがダメなのであって、常に湿った空気で包んであげることが大事なんだと。夕方、美人看護婦に経緯を話し、そういうわけだからやっぱり綿球ちょうだい、と頼んだら、優しい笑顔でいっぱい持ってきてくれながらしっかり顔に「だから言ったじゃねえかバカ」と書いてあった。すみませんでした。
===
ユミちゃんが来てくれて、手作りプリンを持ってきてくれた!ナイス!そしてヤノミちゃんも来てくれて三人でワイワイとサナダ虫の話をした。ありがたや。
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隣のベッドに、ほぼ同じ症状らしき青年が入ってきた。もちろん同様に一週間入院で、手術時に使うバスタオル(2枚持込必須とされている)を忘れたとのことで、恩着せがましく譲ってきた。箸もないとのことで、ついでだから割り箸+ストロー+紙コップ+ウェットティッシュの4点セットも渡してきた。青年はとても感謝してくれたが、こちらとしても荷物が減ったのがとても嬉しい。まあ俗にいう鼻友ってヤツだ。
===
しかしこの入院生活、もちろんなかなか辛かったけれど、久々に読書が出来たってのはよかった。
この入院用に買った桐野夏生の『ハピネス』と、会社の常務が「餞別だ」といって自分の読み終わったのをくれた内田樹の『疲れすぎて眠れぬ夜のために』。
内田先生のは読んだのが大昔だったので、内容を覚えてなくてちょうど良かった。タイトルもぴったりっぽいしね。桐野夏生は新刊が出たら(しばらくしてから)必ず買うようにしているくらいはファン(小説だったらこの人かポール・オースターくらいしかいない)なので、なかなか楽しく読めた。しかし単行本なので重くって大変でしたけど。
そんなわけでなんとか今日、2冊とも読了。
7:53/体重58.2kg/血圧110-68-61
tags : 鼻づまり 鼻中隔湾曲症

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