退院後、初の診察。
基本的には生活上何の制限もなく(酒は「う〜ん、まあほどほどに。一週間くらい止めときましょうか?」程度だったので三日目くらいから呑み始めた。タバコはどういう状態であっても人間である以上論外という扱いなので改めて制限項目に加えたりはしない。ので普通に吸った)、退院時に先生に薦められて購入した鼻洗浄器(3000円弱+とかし薬)がかなり効果的(膿が溜まるのを感じても、痛くて鼻がかめないしすすれないのだが、これをやったあとだと軽〜くかむだけでヨウカンみたいになった黒い古い血の塊がドバー!と出る。そして日に日に出る量も痛みも減ってくる)だし、更にもらった薬も飲んでる(6種類中3種類しか使ってないけど。しかも回数かなり少なめ)ので、自分としてももう全然いい感じぢゃん?って感じ。気になるのは実際の穴の大きさやかさぶたの具合。こればっかりは内視鏡で覗いてもらわないとなんとも言えない。というかやっぱり視覚的に確認したい、という気持ちが強いので、今日は朝からとても楽しみだった。
とか言いながらしっかり寝坊して、予約時間ギリギリの到着。と思ったら予約時間を30分勘違いしていて、実質遅刻。更に診察自体が押しているみたいで、結局1時間くらい待合室で寝てた。
ようやく順番が回ってきて、先生と軽く話をしてからさっそく内視鏡!最初の診察の時は、右の穴は壁に沿って迂回しないと中が見えず、最終的には横壁が狭まり奥に到達することが出来なかったし、左の穴には内視鏡が通る隙間さえなかった。
それがなんと今回、右も左もすすすすーっと潜入した挙句、なんと突き当たりの壁が見えた!すげえぞマジで!
実際の感覚でいうと、鼻が詰まっている感じが以前残っていて、鼻息もつい荒くなってしまうのだが、もしかしたらそのうちの9割方はクセなのかなと思う。治療を開始する前からそれは心配のタネで、実感として辛さが残っているように感じてしまうのではないかと危惧していたのだけど、そしてそれはほぼ現実のものとなりつつあるのだけれど、しかしそれでも、2ヶ月前と同じ鼻とはとても思えないくらいのこの変貌を実際に目の当たりして、嫌な予感が的中してしまったガッカリ感なんかどうでもよくなってしまうくらいの歓喜の嵐が脳内を渦巻いている。うおーっ。
診断も、とても順調、とのことで、次回は3月末でOK、薬も追加しないで大丈夫(言われても断るつもりだったけど)。グレイトな結果だぜ。「粘膜が若干腫れているようだけど、これも徐々に治ってくるはずだし、そもそも喫煙したら腫れちゃうからね〜」と先生。まあ、そこは、ね。
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信濃町の病院から埼玉の病院へ。
父親が入院しているので様子を見にいく。
治療はなかなかハードなようで、つらそうな様子。ついこの間まで自分がたった一週間の入院でツライアピールをしまくっていたのが恥ずかしくなってくる。会話も億劫そうなので、あまり話もしなかったけれど、これは経験上、あまりワーワー話しかけられるより、ベッドに横になっている時になんとなくそばにいるってだけの方がありがたく感じたりすることもあるってことは理解出来るようになったので、なんとなく読書してみたりする(桐野夏生の『だから荒野』)。
ふんばってもらいたい。
tags : 鼻づまり 鼻中隔湾曲症

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