あれからもう6年経つとな。

とても平和な週末を過ごしながら、なんとなく、みんなの心にひっかかっているんだろうなぁ。

なんてことを思いながら、平和な週末に下北沢の駅前を行き交う人達を眺めてた。

そんなわけでシモキタボデギータ。今日はサルサを聴きに来ました。マコト&ムーチョというデュオです。存在はなんとなく聞いてはいたけれど、実際に観るのは初めて。飽きたらどうしよう、なんて思ったりしなかったわけでは正直ないけれど、いやー杞憂杞憂Q。全然楽しかったわ。
音楽ジャンルの定義は苦手で、特にラテン音楽はさっぱりわからん。こういうタイプの(つまり無知の)人間はなんでもかんでも「ロックだ」とか言って片付けちゃう。だから今日のライヴも、褒め言葉として「ロックだった」わ。
14時46分頃にタバコでも持って一回外に出てみようかと目論んでいたが、そこは流石マコトさん、45分に曲を(ちゃんと切れ良く)終え、1分間の黙祷時間を作ってくれた。
こんな時に出来ることは、最低限、忘れないってことだ。
ありがとう。

終演後は連れ合いと連れ合いフレンドとシモキタでコーヒー&ケイクス。それから新宿でワイン。そして帰宅と思いきや呑み足りなくなったので北赤羽でビール。

実際のところ、果てしなく平和だった。

ようやく『Eight Days A Week』。

池袋のシネマサンシャインって映画館だったけど、地下の小さな、なんだか昔ながらの懐かしい映画館な感じのところだった。まあ、そんなもんですよねビートルズなんて。しかも池袋だし。
まあ内容的にはビートルズなもので悪いはずがない。正直いってビートルズが出ていれば何でもいい。すばらしい。そんなもんですよね。
米国の人種隔離政策に真正面から反論したり、キリスト発言以降風当りが強くなっていく記者会見など、初めて見る映像もあって(世には溢れていたのかもしれないけど)かなり気分は盛り上がった。いっそ当時の記者会見やインタビューばかり集めた作品にしてくれても良かったくらい。
解散以降の4人のインタビューに関しては、ジョンは70年代、ジョージは90年代、ポールとリンゴは2010年代ぽかったけど、そこはちゃんと画面に表記してほしかった。10年後と40年後では当然ニュアンスは変わるだろうから。みんなの70年代インタビューはなかったのだろうか。
ウーピー・ゴールドバーグ、シガニー・ウィーバー、コステロのインタビューはステキだった。みんないいこと言ってた。もちろんいいとこ抜き出したんだろうけど。更に言うなら米国の記者も面白かった。でも浅井慎平は何が言いたいのかよく分からなかった。更にちなみに、後日ニュース番組にコメンテイターとして出演している浅井慎平を観たけど、この時も何をを言いたいのかよくわからない長いコメントを残していて、ああ、こういう人なのかと納得したところ。先に知っておくべきだった。一生懸命意味を読み取ろうとしちゃったからね。せっかくビートルズを観ているのに、無駄な集中力を使ってしまった。
ラストのシェア・スタジアムはあってもなくてもよかったかな~。もちろん楽しんで観たけど、余韻をどこに持って行っていいのやらという感じがしないでもない。
ところで誰かシェア・スタジアムが何台のカメラで撮ったのか知ってる人がいたら教えてください。ステージ上手横から手持ち1台、更に上手より正面から手持ち1台、下手横から1台、そして正面固定で2台、合わせて5台か、という感じで落ち着きかけたところで終盤にチラリと映ったカメラブース(テント?)には3台並んでるっぽい絵が。6台なのか?それともあのうちの1台はカメラじゃなくってモニター的なものか?
1台1台のフィルムは残ってないのかな?そこから再編集なんて無理な話?しない方がいいという判断?
ってことをずっと考えながら観てました。これはこれで楽しかったです。
やっぱビートルズはかっこいいよ。ひたすらかっこいいよ。

新宿のTOHOシネマズでストーンズの『HAVANA MOON』。
今年の3月25日だったか、南米ツアーの最後にストーンズがハバナで開催した、野外フリーライヴの記録だ。
2月にこのライヴ開催の報を受けて、今まで勿論好きだったけれど別にニューアルバムを楽しみにしていたり過去の全カタログを揃えているというほどではない僕の中のローリング・ストーンズ株が急上昇してしまい、その一挙一動が気になってしょうがないという存在にまで押し上げることとなった。
開催後に、実はライヴの経費はストーンズ(も幾らかは被っているのだろうが)ではなく中南米?の大富豪が出したとかいう話を聞き、若干冷めた側面もあったのだが、その代わり?、キューバ倶楽部主幹の斉藤真紀子氏が単身弾丸取材に行って来たという武勇伝を耳にして、彼女のポイントが激増したのでまあトントンってやつだ。

そんなわけでその記録映像、どういうわけか9月23日、本日限りのプレミア劇場公開ということで。
しかも日付変更線の都合で、たまたまニッポンが世界最速上映となるらしい。

「まあ別に」な感覚で、本当になんとなく、チケットぴあ?e+?で先行予約の抽選に応募したら、・・・しっかり見事にハズれて超積極的に猛烈に悔しくなったので、何がなんでも行ってやるどうやって入手したろかーって思っていたら、一般発売開始して数日後に余裕で買えた。

で、仕事帰りの歌舞伎町で色々分かったこと。

メンバーの中で一番太っているのはキースだということ。
ロニーは絶対に歳を取らないということ。
やっぱり一番人気はチャーリーだということ。
ミックは本当に本当に超人だということ。
そして、ハバナっ娘はとにもかくにもべっぴん揃いだということ。

超、盛り上がった。
いやぁ、ストーンズ、好きだわ。


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木下弦二@隣町珈琲

木下弦二の世界、素晴らしすぎました。かっこよすぎました。
この界隈で育ったらしい弦二さんが「そこの道を曲がったところに」「当時あそこは○○屋で」などの言葉のあとに紡いていく歌世界は、現実の情景を知らない僕の中に何の抵抗もなく広がりとても深いところまで浸透していくのを感じながら呑むビール。これに尽きる。

路地裏、というキーワードに惹かれて、間違え、迷い、ようやくクニオさんのオクタントに辿り着き、2杯いただき帰宅。


今日読んだ本はこちら。字もおっきいのであっという間に読み終えました。
まったく想像もできない世界でしたが、現実の話のようです。当事者になることはまずないだろうとは思うけれど、かといって全然敬遠する気持ちにもならず、むしろ積極的に素敵話として楽しませていただきました。
知らないところで素敵なお仕事があるもんだなぁ。

今日は太陽民芸の清志郎イベントにお邪魔してました。もちろんテングラーズもいます。
カメラ持って行かなかったのでうしろの方で肉眼で拝見したのですが、いやーまいった。いいバンドだったわどっちも。
この先ランナウェイのいないテングラーズってどうなるのかちょっと想像つかないんだけど、どんな形でも休まず続けてほしいなー。だってマジでかっこよかったんだって。
太陽民芸はサブローの音が気持ち良くって軽くビビった。テンション具合もRCのカバーがなければ最高だった。ジローのグダグダMCはデフォルトだとして。

やっぱライヴは肉眼に限るわ!

とか言って、うわー撮りたかったわーとか思ってますけど。

16時にキチジョージ。コーエンでノリーコとウク練。まあ花見気分を味わっただけともいうが。
それからロビンと合流してTakman Rhythmとワダマンボ+アンドウケンジロウのライヴ。開演前にロザリンザ(日本人)も来たので4人で仲良くカンパイ。
前回のワークショップで松井センセイに習ったスケール練習(の右手)が壁にぶち当たっていて、中山センセイに悩みを打ち明けたら、さささっと目の前で実演してくれて、しかも横の席だったもんだから角度的にわかりやすくって、なんだか出来るようなな気になってきた。いやぁ、来て良かったわ!
そんなわけでライヴが始まって、ワダくんとアンディー。もうなんなのこの気持ちよさ。日常の道ばたに転がっている、生きる糧となる音楽。そういう音をこの二人(もしくはコンロス)は出してくれる。こういう人たちを、音楽家、と呼ぶのだろうね。本当にすばらしい人たちですよ。憧れです。
そしてTakman Rhythm。初めて観ました。かっこいいわー。名曲だらけだった。しかもPostmodern Juke Box、しかも「All about Bass」を演ってた。きゃーっ。

なんだか楽しすぎの一日でありました。齢47にしてもこんなワクワクなれるなんて、なんて音楽って素晴らしいのでしょう。

掃除をしていたら、昔のメモが出てきた。どういう目的のものかわからないけど、楽器売買の記録が書かれている。
なんでこんなに買っているのだろう。ホントしょーもないなー。金額は書かれていないものも多いけど、まあどうせ売る時は安くなってるんだろうなぁ。これだけのモノを手にしておいて、何一つまともに演奏できないんだから話にならん。
自戒をこめて(っていうか面白いから)メモをなくす前にここに(メモに残っていないものも思い出しながら)書き記しておく。

「買った時」-「モノ」-「売った時」
1984年頃-Guitar(FenderJapan Jazzmaster)-2006年07月
1986年頃-Guitar(FenderJapan Telecaster)-1997年?友達にあげた。
1987年ーMandolin(Kasuga F-type)ー2004年頃?
1987年頃-Guitar(国産アコギ 詳細不明)-1990年頃友達にあげた。
1988年頃-Guitar(Gibson EverlyBrothers 1970)-2006年07月
1988年頃-Ukulele(Famous PU-180?パイナップル)-2009年頃
1990年頃-Lap Steel(Fender 60s?)-2004年10月
1990年頃-Guitar(Vox Mark V 60’s?)-2000年?友達にあげた。
1994年頃-Uilleann Pipes(ダブリンで購入。詳細不明)-2004年05月
1996年頃-Guitar(FenderJapan Telecaster B-bender)-2015年08月
1998年頃-Guitar(DanElectro 1PU)-2006年頃
2000年頃-Mandolin(Jumbo A-type/f-hole)-2004年04月
2002年-Mandolin(イングランドで購入。A-type/oval hole)-2004年12月
2004年頃-Mandolin(Kasuga?? F-type)-2012年?友達にあげた。
2004年02月-Guitar(DanElectro 3PU)-2011年08月
2005年頃-Guitar(DanElectro 12弦/2PU)-2011年08月
2005年07月-Banjolele(20’s? 詳細不明)-2009年01月
2008年12月-Ukulele(Martin Style3K 2007?)-2011年09月
2010年頃-Guitar(パーラーギター。60’s? 詳細不明)-2015年02月
2011年09月-Ukulele(Martin Style3 2009?)-2015年
2012年07月-Mandolin(Gibson A4 1914 $2,100)-存命中
2014月01月-Guitar(FenderMexico Telecaster)-存命中
2014年08月-Ukulele(Islander Maccaferri $150)-2015年01月
2014年09月-Ukulele(Martin Style1 50’s? $540)-存命中
2015年02月-Ukulele(FLEA)-2015年夏?
2015年02月-Ukulele(Martin Style3 20’s? $1,700)-2015年08月
2015年07月-Ukulele(Martin Style3 60’s?)-存命中
2015年05月-Ukulele(Ohana SK28 £150)-存命中
2015年08月-Ukulele(Martin Style3 40’s? $1,400)-存命中

なんかまだあるような気がしなくもない。恐ろしい。物欲キチガイだ。
現在我が家に残っているのは存命中の6本と、いただきものの古い電気ギターと、バーチャンの形見の三味線。

とりあえず、書いてみた。

正直、ここまで経っても、つまり帰国後一か月以上経っても、キューバ熱が冷めないとは思わなかった。いやむしろより愛が深まったと言ってもいいくらいだ。
だから「熱が冷めている頃」という前提ではあったけれど、旅行前にチケットを取っておいて本当に良かった。

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ@武蔵野市民文化会館。

連れ合いと共に中央線に揺られて行ってきた。三鷹遠いな~とか1km歩くんか~とか鼻づまりキツイわ~とかのたまう内に到着。
開演前の心持ちとしては、結構フツーの感覚。超絶に楽しみで期待度マックス!なんてことでは全然なく、鼻づまりとか帰りの電車とかそんなことを考えていた。
演奏としては基本(これは定義色々だろうけど)地味だろうし、演出といっても途中でオマーラ・ポルトゥオンドが出てきてオーイエーみたいな感じくらいしかないだろうしなぁ。まあ、フツーに感動するだろうなーなんて思っていた次第。

そしたらアンタ、ステージバックのスクリーンに映し出される映像。これがしっかりしてるのよ。ちゃんと編集加工されていて見事な演出効果出してるのよ。そして一人一人、今は亡きブエナビスタ達を偲ぶのですよ。愛を感じるのですよ、彼等の映像の前で所縁の曲を演奏する若きブエナビスタ達の。ああ素晴らしいじゃないですか。

・・・なんてちょびっとうるっとしたところでオマーラ登場ですよ。そんなしみったれた感傷なんて吹き飛ばせ!って勢いで歌い上げ、客席煽りまくりですよ。たまらんすよ。85歳らしいんだけど、会場内誰一人太刀打ちできないくらいのパワーですよ。
もちろん他のメンバーもいちいちかっこいい。いちいちシャレオツ。
始まってから終わるまで、けっこう、あっという間だった。

キューバ云々抜きにして、ひたすらかっこいいライヴでしたよ。
終わったらすぐ帰るつもりだったけど、ゴキゲンで呑まずにいられっか!って感じで三鷹駅前の居酒屋にGo。しっかり終電でしたわ。


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昨日はヒマつぶしで軽くお手伝いくらいの気分だったのだが、結局今日も出勤する羽目になった。
またしても7時間労働をこなす。もうアタマもカラダもおかしくなりそうだ。

17時に終了、時間が微妙なのでそのまま事務所で読書。
戸井十月/『カストロ~銅像なき権力者』(2003)読了。


最初の数ページで、「うわーかたよりすぎかもー」と感じたけど、そういうことでは全然なくって、読み進めてみると「まずはこの目で見てみよう」ということがずーっとこの本の根底に流れているテーマなんだねってことが分かった。
熱い思いが伝わってくるけれども文体は軽く、それが案外気持ちよくって、そしてクライマックスでは一緒に盛り上がっちゃったね。好きですよこの本。
「人間力」ってものは、やっぱある人にはあるからねー不公平なくらい。
ちなみに中古で100円ちょいで買えます(買えました)。

読み終わったところで出発、と思ったら副部長との話が始まっちゃってグニャグニャグニャ。会社員ってのは大変だなーみんな色々な悩みを抱えているのだなーソシキってヤツはねー。なんてノンビリもかまえてられないので途中で切り上げて出発。ひさびさ(今年初だよ!)のレッドクロスへ。
入った時にはとっくに遅刻で、Mr.ワリコメッツ演奏中。ギターが脱退とか聞いていたけど、後釜はエレキのマコちゃんだった(これも聞いてたかもしんない)。以前の方が、ワリコな世界を作り上げていたのかもしれないけれど、マコちゃんのギターの方がいい意味での中和が行われていて拡がりを期待できるような気がしなくもない。
続いてマモル&ザ・デイヴィス。ベースがウエムラ。なんだ全然しっかりしてるじゃん(エラソー)。でもウエムラもっと楽しそうに弾いてほしいなー。あと3ヶ月くらいでしょうか。このままのメンツで行けばマジカルな感じになるのではないでしょうか。もうハラくんとかケータとかは死ぬまで永遠に続けるだろうしね。
終わったらチャッチャと帰る!の誓いはもろくも破れ、マコちゃんとかエージとかイカリさんとかマモルさんとかに代わる代わる相手をしてもらっているうちに終電。本当にバカだね。
もう酒はやめる。