キューバ大使館がらみのセミナーに参加してみた。
まあそれほど期待できるものではないだろうと思いながらの参加だったけど、予想を遥かに超えるつまらなさだった。
いったい誰に向けての催しだったのかなぁ。最後に質疑応答があって、質問は一様にキューバ旅行に行く人たちがアドバイスを求めるというものだった。しかし一つとして具体的に答えず、曖昧で一般論としてのうすっぺらな答えに終始していた。
ほとんどやること自体が目的化してしまっていて、「キューバにはこんな魅力があります」っていうことがいいたいだけ。でもその「こんな」がキャッチフレーズを当て込むだけで終わっちゃう。「ネイチャー」とか「アドヴェンチャー」とか。
旅行会社じゃないんだからそりゃ細かいことは言えないにしても、キューバ観光をテーマにしたセミナーだったはず。そんな言葉の羅列で実際に観光者の食指が動くと本気で考えているのかね。その一歩でも二歩でも先を聞きたい人が今日ここに集まっているはずなんだけどなぁ。
不完全燃焼どころじゃない、水に漬けたマッチをこすってるような気分。
キューバがキューバを盛り上げないでどうするよ。シモキタのイベント見習えってんだ。

新宿でAくんと会食。
ずっとずっと延々とオチのない話を聞かされてけっこうキツかったろうと反省している。
でもおかげでだいぶ自分が何を考えどう感じているのか分かるようになってきた。
やっぱり言葉にするって大事なんだなぁと実感。
心から感謝。

マモルさんは本当にエライなーと思うことがある。
この人は(少なくとも僕には)SNSを通じてライヴのお知らせをしてこない。もちろんTwitterやFacebookでの告知はしているけれど、FBのいわゆる「招待」というヤツを送ってこない。メールで一人一人へのお誘いである。一斉送信だとしても、もし一人一人から返信が来ちゃったらそれはなかなかの負担になるはずである。
僕自身は別に誰がFBで誘って来ようが全然かまわないし、それが普通なのだとは思う。しかもリマインダー機能で、イベント日の直前にFBが教えてくれちゃったりするから、とても便利な機能だと僕は思っているけれど、ラクとかわかりやすさとか、マモルさんは全然デジタルに詳しい人なのでそのへんは充分分かりきっているはずなのに、簡単に乗っかったりしないで、自分の言葉で誘いをかける。そのへんは本当にエライなーと思うのだ。本人からの肉声(メールだけど)と、SNSの一機能としてのお誘いという体をとった告知と、どっちが重くてありがたいか、考えるまでもないことだ。

そんなわけで誘われた。マモル&ザ・デイヴィス、ジロキチ。
3月頃からずっと、そしてフラれてからは更に大きな僕のテーマソングになっていた『恋は何色?』。いざないメールに返信して「この曲演ってください」と頼んでみた。自宅でCDをかけまくり号泣しまくりの日々だったが、このタイミングでライヴがあるんだったらナマで体感してみたいぢゃないか。
ここでもし「無理」とか「検討する」だったら、行かずに自宅の部屋の電気を消して体育座りしながらCDを聴いてるつもりだったけど、返事が「わかったよ」だったので、ちょっとドキドキしながら今日は高円寺まで来てしまったというわけだ。

さて『恋は何色?』。これは本当に珠玉の名曲で、コード進行やメロディーもさることながら、歌詞を聴いて、あふれでる涙を抑えることはほぼ不可能といってもいい。
曲の歌い出し、

俺にがんばる理由ができた そうさ好きな娘ができた

これだけですべてを言い表している。もうはっきり言ってこれで終わりにしてくれてもいい。
しかしサビがまた恐ろしい。

君のことばかり考えて夜が明けた
うまくいくさ 今度こそは 安心なんかできねえぞ

(2008 ワタナベマモル)

うまくいくってさ。今度こそは大丈夫だってさ。でも、安心できないんだってさ。うわー。
10年ほど前に初めて聴いた時もぶっ飛んだけど、その感覚が今も生き続けていて、さらにリアル体験として(泣笑)僕のハートをわしづかみしているのだ。
そうなの、ホントそうなの。ずっとこの一節をこの数か月思ってたの。うわーマモさん。
何日か前に、ウクレレでこの曲のコードを取ってたんだけど、答え合わせもしてもらいました。しかも合ってました。イエーイ。

そんなわけで今日はツルちゃんにも声をかけて、ひっさびっさの再会を祝うことができた。
彼女は僕がこの曲にしびれまくっていた当時、よく一緒にマモルさんのライヴを観ていたいわば同胞。せっかくこの曲を演ってくれるんだから(7年ぶりくらいらしい)、どうせならツルちゃんと共有したかったのだ。
終演後にグダグダを聞いてもらって、最近の堕落しまくった生活を懺悔させてもらって、ありがたい言葉をいただきました。
「トットちゃん、部屋の乱れは心の乱れって言うからね。」。
ああ、これだ。まさにこれ。今オレに必要なのは部屋の掃除だ。うわーツルちゃん。

みんなありがとう。しっかり死ぬまで生きるよ。

いやしかし、やっぱ恋っていいよなーっ。

またしても早朝に目が覚め、気分はどんより。二度寝も出来ずに布団の中で悶々とする。
おととい、昨日と二日連続で有志の練習をして、演奏の出来に関してはもうなるようにしかならない、くらいの心持ちになってはいるが、本番当日を迎えて、心底家を出るのが億劫だった。
更に追い打ちをかけるかのように荷物が重すぎた。ウクレレ、マンドリン、カメラ、三脚その他を全て一つに詰め込んでしまったので、マンションの階段を下り切った時点で腰が崩壊。電車の揺れがいちいち腰に響き、それが心のネガティヴボタンにシンクロする。そもそもパッキングの時にちょっと考えればわかるだろうに、そんな判断力すらないのかよ、とか考え始めてしまって闇が深まる一方。
めちゃめちゃ天気がいい中、暗い雨雲を背負った気分で本日の会場、めぐろパーシモンホール到着。既に何人かのメンバーもおり、挨拶をかわしながら少しずつ気分を上げる。
しかしサウンドチェックというかリハーサルというか最初で最後の音合わせ(東京組+大阪組+高松組)を済ませる頃には、不思議なほどあっさりと気持ちが前向きになってきていて、むしろ演奏が上手くいかなかったことの方が気になり始め、なんだかこれ、ライヴ前の緊張感みたいぢゃん!なんてワクワク感すら湧いてきた。
そして本番では、最初から最後まで自分でびっくりするくらい気持ちがよくて、とにかく弾いてるのが快感。な気分。個人的には今までの数回の中で一番出来が良かったと言ってしまえるくらい。わからないものだ。上向きになるにも下向きになるのも、自分で制御不能だというのはちょっと怖いことでもあるけれど。
あちこちから不安の声があがっていた集客も、なんだかんだ言いながらも200ほどの席がほぼ埋まっていた。ありがたや。そしてAgainの石川さんと隣町珈琲の平川さんまで観に来てくれたのにはもうただただ感激(もちろん僕が誘ってゴーインにチケットを渡したのだが)。
なんにせよ、バックれなくて本当によかった。

SWEET STRINGS UKULELE ORCHESTRA plays at Persimmon Hall (Tot-Channel)


Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

Warning: Use of undefined constant WPLANG - assumed 'WPLANG' (this will throw an Error in a future version of PHP) in /home/users/0/tot/web/blog/wp-content/plugins/amazonjs/amazonjs.php on line 507

2月中旬から、ようやく読み始めた。
まずは『アナキズム・イン・ザ・UK』。続いて『ヨーロッパ・コーリング』、4月に『THIS IS JAPAN』と『子どもたちの階級闘争』。5月になってから『ザ・レフト』。
理路整然としているけれど、決して乱暴でも押しつけがましくもないし、鼻にかけた表現もしないので、言葉がまっすぐ入ってくる。ブレイディみかこのリズム感、ものすごく好き。
この人のおかげでまた英国への望郷の念が強くなってきている。
だから『This Is England』も買っちゃった。すっかり夢中になっちゃってそのあとYouTubeで続編も全部観た。
どうも彼らの描く英国には救いがない。『子どもたち』と『レフト』は僕自身がまったく救いがなくなってから読み始めているんだけど、自分の苦しみ(というのもおこがましい)なんて屁みたいなもんだとしか思えない。
そして彼らの描く英国の人達は、果てしなく愛おしい。駄目な感じを隠さず(隠す術を知らず)、ひたすら、生きる。

そう。生きるのだ。
みかこさん、ありがとう。本当に、ありがとう。


最近行きつけの整体で、いよいよ深まるどん底の弱りっぷりを露呈していたら、見かねた先生が、「よしタニカワくん、今日はもう終わりだから呑みに行こう!」と行きつけのスナックに(「いや女の子がいた方がいいと思って」)連れて行ってくれた。
あれこれ経緯など聞き、ところどころ容赦なく笑い飛ばし、乱暴に慰めてくれた。
別に仲良しだというわけでもない(そもそも数回しか会ったことがない)こういう人が、なんだか助けてくれようとする。あくまで他人事としておせっかいを焼いてくれる。
本当にありがたいよ。
これからもがんがん世話になろうと思ってる。でも高いからそうそう行かないと思うけど。

Post Navigation