キューバ大使館がらみのセミナーに参加してみた。
まあそれほど期待できるものではないだろうと思いながらの参加だったけど、予想を遥かに超えるつまらなさだった。
いったい誰に向けての催しだったのかなぁ。最後に質疑応答があって、質問は一様にキューバ旅行に行く人たちがアドバイスを求めるというものだった。しかし一つとして具体的に答えず、曖昧で一般論としてのうすっぺらな答えに終始していた。
ほとんどやること自体が目的化してしまっていて、「キューバにはこんな魅力があります」っていうことがいいたいだけ。でもその「こんな」がキャッチフレーズを当て込むだけで終わっちゃう。「ネイチャー」とか「アドヴェンチャー」とか。
旅行会社じゃないんだからそりゃ細かいことは言えないにしても、キューバ観光をテーマにしたセミナーだったはず。そんな言葉の羅列で実際に観光者の食指が動くと本気で考えているのかね。その一歩でも二歩でも先を聞きたい人が今日ここに集まっているはずなんだけどなぁ。
不完全燃焼どころじゃない、水に漬けたマッチをこすってるような気分。
キューバがキューバを盛り上げないでどうするよ。シモキタのイベント見習えってんだ。

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