「3時半出発の予定でしたけど、もうちょっとゆっくりでもダイジョブですねー」ってヨッシーが言ってくれて、わー助かった、と思ったけどどっちにしろ4時出発です。

フロントでチェックアウト、さて出発かと思ったら部屋の備え付けのコーヒー代の請求。ほらみろやっぱ有料じゃないか。しかも「そうかタダなのか」と欲が張ってティーパックまで持ってきちゃったじゃねえか。見事に6.50CUCでしたー。

コチラのポピュラーなビール。 右のブカネロの方が濃い感じ。部屋のミニバーから撮影用に出しただけ。

コチラのポピュラーなビール。
右のブカネロの方が濃い感じ。部屋のミニバーから撮影用に出しただけ。

ホセ・マルティ国際空港なのでホセ・マルティ像。

ホセ・マルティ国際空港なのでホセ・マルティ像。

2016-01-23 staff

あれこれ画策中のスタッフ。

正面のどこかがぼくの部屋でした多分。

正面のどこかがぼくの部屋でした多分。

革命広場。チェとヨッシーと。

革命広場。チェとヨッシーと。

カミーロ・シエンフエゴス。

カミーロ・シエンフエゴス。よく間違えてフエンシエゴスと言っていた。

フロリディータのヘミングウェイ。

フロリディータのヘミングウェイ。

ハバナの街中で偶然会ったライネルのお兄さん(右)

ハバナの街中で偶然会ったライネルのお兄さん(右)

フィデル絡みのなんとか館なのかただのギャラリーなのか、時間もなくただ素通り。

フィデル絡みのなんとか館なのかただのギャラリーなのか、時間もなくただ素通り。

建物が地味な場合は洗濯ものがカラフル。

建物が地味な場合は洗濯ものがカラフル。

ネットが繋がらないので町の地図とか絶対必要。GoogleMapをプリントアウトしていけばよかった。

ネットが繋がらないので町の地図とか絶対必要。GoogleMapをプリントアウトしていけばよかった。

母いわく、「おかしいわね、アタシも全部持ってきちゃったけど何も言われなかったわ」
これでハバナにおけるワールド航空サービスの評価が下がったにちがいない。

さて今日は国内線の飛行機で最東端のバラコアへ移動。なんでもコロンブスが発見して「ジパングー!」って騒いだ場所がここだったとか。で結局インドでしたってことで落ち着いて、でももちろんそれも間違えてて、コロンブスが死んだあとに「全然違うんですけど」ってことが分かったらしい。幸せな人だったんだね。

空港に着いたのは4時半。さっさとチェックインして、かと思いきやなかなかゴーサインが出ずにひたすらベンチで待機。
しばらくしてからヨッシーから「飛行機が故障らしい」と連絡が。遅れるのが普通、と聞いてはいたのものの、故障には驚いた。笑うしかない。

しかしさすがに8時を回る頃には笑えない。まったく動き出す気配なし。ヨッシー、「このままだと行先を変更するかも」と。その場合はサンチアゴ・デ・クーバが最有力だけど、その便の予約者のチェックインが完了して空席が我々の人数分あれば、ということらしい。今すぐ変更というか空席状況を確かめるわけにはいかないのかなーよくわからんなー多分こっちが理解できてないんだなー。でももう眠いのでいい。プロに任せるしかないもんね。ヨッシーの一番長い日だけどよろしくね。

タバコを吸いに外まで。当然ながらもうすっかり明るい。雨が降り出しそう。
タクシーの運ちゃんに声をかけられる。いやいやバラコア行きの飛行機を待ってるんだと片言スペイン語で伝えると。「メヒコ?メヒコ?」と聞いてくる。「ちゃうちゃう、ハポン。ハポネス。」すると驚いた顔で「おー!ハポン!ノープロブレーム!」と言って去っていった。意味わからん。
ちなみにこの髪型のせいだと思うけど、こっちではかなりジロジロ見られる。露骨に凝視される。これは国民性もあるんだろうけど、ジロジロをまったく躊躇しない。そんなにかっこいいのかな。

出発が遅れなくっているおかげで空港の売店が開き(8:30)、切手を買うことが出来た。母の分と合わせて15枚、と言おうとしたら間違えて50枚って言っちゃったみたい。店のおばちゃんもびびってた。切手爆買い。正解はキンセです。シンクエンタじゃありません。あわてて言い直してことなきを得ました。ちなみに日本までハガキを送るには0.90CUCらしいです。

空港、めちゃくちゃ蝿が多い。数時間そういう環境に身を置いていると、まったく気にならなくなる。トイレもスペシャル汚いし流れないしね。

10時15分、何もしようがないのでビールを呑む。ハイネケン350ml、1.65CUC。
11時、東へのヒコーキ(てか多分この空港からの国内線)全便キャンセル決定。なんだったの?機体故障じゃないよねそれじゃ。
結局今日は航空会社手配のホテルでハバナ泊。今日乗る予定だった人達全員分なので町のはずれになるかもって。どうせバス移動なんだからどうでもいいけど。明日は同じ時間の同じ行先の便しか取れないんだって。なのでまた3時起き。きゃーっ。

でも一番かわいそうなのはスタッフでしょどう考えても。この間ずっとスーツケース番しながらチェックインカウンターで話し込んだり電話したり。ヨッシーよくやった。ライネルもがんばった。ありがとう。

写真には添乗員のヨッシーと現地ガイドのライネルともう一人写っているけど、この人は「黒子のように」(ヨッシー)あれこれホテルだの飛行機だの手配(僕らがその場に到着する前に予約がちゃんと出来ているか先方都合でキャンセルになっていたりしないか-外国の要人とか来ると結構起きるらしい)をしてくれ、その場のトラブルに対処してくれている。ちょっと複雑でしっかり理解はできなかったけど、海外の旅行会社は、まずは彼(黒子)の所属する韓国籍の会社「クセコ」(?検索しても出てこない)に現地ガイドを発注、それからクセコから国営のキューバトゥール(多分、Cubatur)に話が行って、そこの所属のライネルが派遣された、とか。ちょっと曖昧な情報ですが。じゃあライネルはクセコに入っちゃえばいいんじゃん?って言ったら「いやそれはできないんだよね」との返答。クセコは直接ガイドを出しちゃいけないんだとかなんとか。けっこう複雑なあれこれがあるみたいね。

11時20分、バス出発。ホテルは空港から近いところだった(多分)。昨日のところよりランクは落ちるみたいで、部屋のカギがかからないとかトイレが流れないとか色々楽しい感じみたい。僕の部屋はフツーでちょっとがっかりだったけど、備え付けのポットを見たら半分くらいコーヒーが入りっぱなしだった。
それなりにへばったので取り急ぎシャワーですっきりしたのち、昼食。

それからバスでハバナ観光となる。14時55分出発。旧市街へ。
朝はどんよりしていた空も、午後には日差しが気持ちいいくらい。ちょっと涼しいくらいだが、これはやっぱレアケースみたいね。
市場は残念ながら閉まっていた。日曜日なので半ドンだったのかもしれない。それからかの革命広場でキャッキャッと写真を撮り、旧市街を散策。ヘミングウェイが通いまくったカフェ?でシャーベットみたいなダイキリ?をいただきキャッキャッと写真を撮った。

楽器屋さんは、と探してみたけどなかなか少ないみたい。鳴り物系は比較的入手し易いけど弦楽器はイマイチらしい。一軒たまたま見つけたので(閉店中の)ガラス越しにのぞいたら、トレスとかギター数本飾ってあるけどCDやTシャツの方がスペースを食ってそうだった。確かに基本国営の中にあって、営業免許を取ったにしてもそんな在庫を抱えられるはずもない。

土産はいっぱいあるけれど、民芸品をのぞくと基本ゲバラものが多い。散策の最後に広場でフリーマーケットがあって、こういうのが一番面白いはずなので浮かれかけたんだけど、残念ながら時間なし、とのことでそのまま素通り。LPとか古本もいっぱいあったんだけどなー。
失意のままなんとか要塞のあたりで再びバス。17:15出発、17:45ホテル着。ホテルの名前は聞かず終い。

車中で明日の予定を発表。明日こそバラコア入りなんだけど、今日と同じ(6:40発)かと思ってたら先程連絡が入って、5:00発になってしまいましたってさ。1:45出発・・・だってさ。
メシくってシャワー浴びて、即就寝。

===

車中のライネルのお話。
街中の、かわいらしいカラーリングの建物。これは政府が行っているものらしい。だからそこここでペンキ塗りをしている人達には国から給料が出ている。でもその色を選ぶのは実際にそこに住んでいる住人なんだとか。
ライネル自身もハバナ在住で、バスでも通った目抜き通り(名前忘れた)からちょっと入ったところに彼の家もあるらしい。ちなみにあなたの家の色は?と聞いたら「まだ塗ってませーん」だって。

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