午後、十条の美容院へ髪を切りに行く。
散髪、いわゆる「カット」の為に美容院に行くのは高校2年生の時以来、およそ30年ぶりということになる。その間に何度かパーマをかけているけど、その時は長さ命みたいなところがあって、「極力ハサミを入れないでくれ」とお願いしていた。だから、あの「シャキシャキシャキシャキっ」みたいなハサミの音が耳元で聞こえるのが30年ぶりってことなのだ(もちろん覚えてないけど)。
誰に頼まれたわけでもないけれど、ちょっとした乙女心で勇気をふりしぼってみた、という次第。
最初は最寄駅のそばで地元還元、のつもりだったけど、やっぱある程度分かってる方がいいかなと思ってパーマの時に世話になった十条のお店に行ってみた。そしたら10人待ちという地獄の人気っぷりだったので没。そういやここは激安が売りで、前に来た時も混んでいた記憶がある。
ふと考えたんだけど、やっぱ値段優先じゃダメよね。きっとどこかでそのしわ寄せを喰らっている人がいるわよね。ってことですぐそばの(ちなみに十条は美容院がやたら多い。商店街だけでなく、フツーの住宅街にもウジャウジャ店がある。アーケードから垂直に走る細い道は、バーバーストリートの別名もついているくらい。※命名・僕)値段設定ずばり高め(多分ひと昔前ならほぼ標準)の店にしてみた。値段のせいか、閑古鳥が鳴いている。辛かろうなぁ。なんとか力になりたい。あなた達スタッフ3人の日当の足しになるなら僕の白いものが混じった髪の毛くらいくれてやる。

で、終わったんですけど。
何のことはない。自分で切るのと全然一緒じゃんか。
そらまあ、揃ってたりしてるんでしょうけど。その差こそが大事なんでしょうけど。
まあこれじゃあ値段優先で考える気持ちもよぉく分かるなあ。

そのあとまだ時間が余っていたので足裏マッサージ。
これが泣きたくなるくらいの大失敗。
あまりの不快っぷりに片足だけで終わりにしてもらって出てきた。
やっぱ値段優先じゃ絶対ダメだということがよぉく分かった。

それから新宿で待ち合わせて連れ合いと夕食。
最近、和食が一番合うという、もしかしたら当たり前なのかもしれないことをじんわりと感じている。なんというか、無理なく胃袋に収まっていくのよね。年取ったってことでしょうか。

それからビールをいただきに超久々の紅布へ。
今日はヨシオさん達の新バンドも出ていたので、ご無沙汰な方々がいっぱいでウレシスでした。
イカリさんは相変わらずイカリさんでした。

そういえば詳細は省くけれども、『フォルティー・タワーズ』をモーレツに観たくなった。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Post Navigation