シネマカリテで『ヒューマン・ハイウェイ』(Human Highway/バーナード・シェイキー、ディーン・ストックウェル/1982・米)
くだらなすぎてサイコーだった。
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ジョン・フェイヒーのドキュメント@UPLINK
アムネスティ・フィルム・フェスティバル二日目。
『我々のものではない世界』(A World Not Ours/マハディ・フレフェル/2012・パレスティナ、UAE、英)
こいつはまた素晴らしい作品でしたぜ。「よくこんなの撮れたな」っていうのはそういう自覚のない状態で撮ってるからなんだろうな。撮ってる時は、(最初の頃はもちろん)「ここが山場!」なんて分かんないもんね。時間の経過がともなって初めて分かる、初めて出来る物語があるもんね。
いやあ、素晴らしい。
Amnesty HuffingtonPost
と思ったら今日はスウィート・ホリワイアンズのウクレレ・ワークショップの日でもあった。しかも14時半から祐天寺。
そんなわけで最初の一本だけ観て退散して、いざ、ポエポエへ。
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ウクレレを真面目に弾くようになって、本当に本当にこの人は素晴らしい!だけじゃなくて、こんな風になりたい!と思える演奏家が何人かいる。
それはまずベルギーのウクレレザザ、それからイギリスのウクレレユフ、そしてニッポンのスウィート・ホリワイアンズの面々である。これはYouTubeであれこれ(つまり世界中から)探した上で、その中で心底憧れの対象になる、言ってみれば超厳選した人達なのだ。
だから、その当人である松井くんや高田くんに直接手ほどきを受けることが出来るって、ものすごく幸せ。だってこれは、ウクレレザザが電車で行ける距離にいるってことだし、ウクレレユフが日本語ペラペラってことと何ら変わりがないのだから。いやホント、マジでありがたいよ。
なんてことを先日考えてて、ちょうど年明け一発目で気持ちも盛り上がっていることもあって、1日3コマ全部申し込んでしまった。
いやこれが大変だった。
1コマ目は「ウクレレでソロを弾いてみよう」。課題曲は『What a Wonderful World』。右手も左手もチョー大変。本当にこんなのが弾けるようになるんだろうか。でも松井先生は(当然ながら)涼しい顔してお手本を示してくれる。あれを見てると、うん、弾けるんだろうな、なんて気になってくるから困ったもんだ。
2コマ目は「基礎力アップしちゃおう」。松井先生が(多分)一番力を入れているコース。これは大人気みたいで定員30のところ31名の生徒が集まってマジでパック状態(椅子だけどね)。31名目は僕ですけど。すみません。
ひたすらドレミファソラシド。これは案外大変。左手はもちろんなんだけど、音量やテンポが案外一定に出来ない。だからそもそものフォームが、というところにまで突っ込んで話をしてくれる。ありがたいよ先生。これを全部エラソーに会社の若者たちに指導してるよオレは。
そして3コマ目は待ちに待った「ウクレレ・オーケストラ東京」。大阪で開催しているのを聞いて、東京でもやってくれやってくれと懇願(心の中で)していた企画。大阪で1年やって30名ほど集まり、レコーディングまでこぎ着けたんだって!元々ホリワイアンズはあちらが地元で、ワークショップも長くやっていたから馴染みの生徒も多いのだろう。一番集まりやすくレベルも読めるってのがあったんだろうね。それにしてもスゴイよね。
で、東京。さっきまで31名いたはずの道場には10名足らずしか残っていなかった。始めはこんなものなのね。ちとがっかり。
パートの振り分け(3パート有)はどうやって決めるのかな〜って思ってたら、先生開口一番「どこがいいすか?」だって。3つの内、3rdだけが12フレットで弾ききれるんだって。だからその時点で数人は3rd確定。15フレット以上のウクレレを持っている人は1stか2nd。先生が言うには「難易度はどっちもそんなに変わらんよ」とのこと。
とりあえず「んーまあ、どっちでも」なんて答えてはみたものの、実は気持ちは圧倒的にセカンド!
なんて言うんですか?ヴァイオリンとヴィオラ?みたいな?裏メロ?みたいな?ちゃんと聴いてないと聞き逃しちゃう旋律?みたいな?そういうのに憧れるのよね(聴き逃してるけど)。
10秒ほど間が開いて、かつ皆控え目な状態だったので、いかにも場をまとめる優等生面をして「じゃオレ、セカンド!」と滑り込みで名乗りを上げてめでたく2ndパートをゲット。チョーウレシス。
実際のところまったくもって譜面通りには弾けないし、弾けたにしてもこれを単独で考えるとあまりピンとこないんだけど、いやいやこれは楽しい。1stパートはいわゆる主旋律が多いのでなんとなくアタマの中で鳴らせるわけで、そこに自分の音が加わってってイメージするとものすごく奥行が出る。しかもそれが自分の鳴らしている音だし。更にそこに3rdが別のメロディーなり和音を鳴らしてくれているので、(まあはっきり言ってボロボロ状態で一日が終わったのだけれど)「あ、これすごいかも」って思えちゃった。
すごく壮大なプロジェクトかもしれんコレ。譜面を見て「うわ〜こんなのムリ〜」とかほざいてる老若男女(老と男は僕)が、もしかしたらじわりじわりと変わってきて(たぶん顔付までもが変わってきて)バラバラの音が少しずつ一つになっていくんだよ!
もうマジで嬉しい。と思いつつマジで後悔。これ、カメラマンとして参加してたらすごいドキュメンタリー撮れたよなぁ〜。1年かけて密着。ここにいる10人を軸にして、一人一人に軽く話を聞いたり、上達ぶりとかを追うわけ。で、メンバーが増えたり減ったりとかね。ああ悔しい、一回目が大事なのに。せめて三脚固定でもいいから撮っとくべきだった。トトチャンCEO失格である。
ちなみに課題曲は『The Entertainer』でした。
おつかれさまでしたーありがとうございましたーって解散したのが20時半。もうヘロッヘロですわ。
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それからポエポエのお店(隣)へ。
愛器(最近はStyle1ばっか弾いてたんだけど、あれは12フレットまでしかないからここには持ってこない)Style3がどうにも弦高が高くて弾きにくい。しかもブリッヂの4弦側が浮いてきちゃってる(かなり前からですげど)。なのでポエポエ店主の堀口さんに頼んで直してもらった。ブリッヂに関しては今すぐどうこうという話でもないので、とりあえず弦高。現状が12フレット4弦が2.7mmとのことで、思い切って2.4まで下げてもらった。「ビビるかもしんないですよ?」と念を押されたけど、Style1がそれくらい(実際に分かるはずもないんだけどまあ、思い込み)なので強気で依頼。
ブリッヂからサドルを外してヤスリでちょいちょい、かと思ったんだけど(素人だから抜けないのかと思ってたんだけど)、本当にこれ、ブリッヂとサドル、くっついてるのね。「抜けません」って言われちゃった。なので申し訳ないけど上から削ってもらうことに。こらいよいよ自分じゃ無理だ。
15分後、弦を張り直してもらって試奏。
わおっ。全然違う。右手にも左手にも馴染む!弾いてるフレーズは同じなのに、なんだか上手くなった気がする!なんだか私、がんばれる。
ありがとう、ドック・ホリグチ!VIVA!ポエポエ!
そんなわけでがんばります。
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アムネスティ・フィルム・フェスティバル。
叔父さんの通夜。
武蔵野館で『滝を見にいく』(沖田修一/2015・日)。
http://takimini.jp/
もう大好きです。おばちゃん人物描写が見事でした。
でもラスト1分(もしくは3分)がつまらない。むしろガイドは帰ってこなくてもいいくらい。
それ以外は超オッケーです。おすすめです。
今日は新宿武蔵野館へ。
『バッド・マイロ!』(Bad Milo! / ジェイコブ・ヴォーン / 2013・米)
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なんて汚ねえ。なんてお下劣。サイコーだよ大好きだよ。よくこんなくだらないことを思いつくもんだなぁ。
みんな観るといいよ。
今年1本目は、やっぱりシネマカリテ。
『ショート・ターム』(Short Term 12 / デスティン・クレットン / 2013・米)
http://shortterm12.jp/
あいやー、素晴らしい映画でしたよ。
やっぱり西洋の文化への憧れっていうのはあるもんだなぁ、としみじみ感じた。だっていちいちお洒落なんだもん、台詞とか動きとか。とは言っても相当暗い話で、ああなりたいこうなりたい、なんていえるようなものでは決してないんだけど。でもそんなどうしようもない暗い話の中でも、手を握り締めて「よっしゃ!」と感じさせてくれる、そういうところに持っていく手法というんですか、経路というんですか、それがアチラの映画って、お洒落だと思う。好みの問題ってのは百も承知ですけど。
まあとにかく、幸先のいいスタートです。
夕方にテアトル新宿で映画。なかなか予定が合わなかったけど、急遽仕事が休みになったので喜び勇んで馳せ参じた次第。
そう、待ちに待った『0.5mm』!と思ったらおい、来週から公開の『百円の恋』の先行上映だと?意味がわからん。だったら何故時間をずらして2本連続で観れるくらいのことをしない?そもそも『0.5mm』、毎日17:20からの1回のみでしょ?クジゴジの生活しているヤツは観るなってか?ようやく空いた週末、来たら違う作品、しかもそれ来週から観れるヤツって、なになに?狙いが分からない!
とまあそんなわけで、どっちにしろ観るつもりだったからいいんだけど、気持ちは断然『0.5mm』だったもんでなんとなく釈然としないまま鑑賞。
いやー大変面白い作品でしたよ。安藤サクラは異常ですよ。絶句レベルで好きですよ。
しかしなんというか、制作陣の男性目線がキツく感じられてちょっと辛くなる時もあったなぁ。クズなオトコに翻弄されるバカオンナ、みたいなステレオタイプな絵がちらほら垣間見えて、いくらそこにいるのが安藤サクラであろうとも興ざめさせられる。相手役のオトコが魅力的に見えないんだよなー。内面が全然薄っぺら。全般的に、男性の描き方があっさりすぎるような気がする。どこにも葛藤が見られない。まあこっちの感受性の問題かもだけど泣。
クライマックスの妹(姉かと思ってた)の感動的な台詞も、これ全然好きになれない。聞いた瞬間冷めた。ラストのオトコとのやりとり、そして彼の台詞。これも「あらら」って感じ。
勝つ負けるは現実的に世の中にあることで、これを否定したってしょうがない。だからといってそこに乗せられたくもない。自然にあるものはあるものとして捉え、その中でガツガツ肯定もガツガツ否定もしないで生きていってほしいもの、せめて映画の中では。だから自然と口をついて出た言葉が、勝っただの負けただのでは、あまりに悲しい。というかさもしい。そこを描きたかったってことなんだろうけどね。
あんまり「好き」とは言えない作品。でも安藤サクラはスゴイ。だからオススメ。
『百円の恋』(武正晴/2014・日本)
新宿武蔵野館で『誰よりも狙われた男』(A Most Wanted Man/アントン・コービン/2014・米英独)
いやいや素晴らしい。びっくり楽しいおったまげ。
でもさー。ここはドイツなんでしょ?ドイツ語喋んないの?喋んないんだったらCIAとFBIの、とかイギリスとアメリカの、とか政府と軍の、とかでもいいじゃんいっそのこと。えらくいい映画だとは思うんですけどね。
キネカ大森で『収容病棟』(王兵/中国・2013)。