けっこう早々とユースホステルを出発。公園で一服しながら地図を片手に計画をたてる。
と思ったら今日は日曜日なので、お店が開くのが遅い。「じゃあ予定変更して名所巡りにしよう」、となれば健康的でいいんだけど、どういうわけか「じゃあ牛歩戦術で行こう」ということになり、ゆっくりゆっくりオックスフォード・ストリートまで歩いていった。
やめればいいのにやっぱりCD屋に行き、無理やり数枚買う。虚しくなって腹も減ってきた。ソーホーの日本食を食べよう!元気がでるぞ!というわけで僕が選んだのは、とあるラーメン屋と寿司屋が合体したお店。今考えると凄いな。その時はすんなり受け入れていたけど。カウンターの上のガラスの中にマグロだのなんだの生魚が並ぶのを眺めながら味噌チャーシューメン、ライス、餃子、スーパードライを注文。3000円くらい取られた時、外国にいることを痛感したね。それでも、やっぱりなんだかホッとしたのは事実。
ちなみにラーメンは不味く、餃子はちっとも餃子じゃなかったけれど、ライスは間違いなく日本のライスであり、スーパードライは多分あのスーパードライであって、更にはビックコミック・スピリッツには何一つ特筆すべき作品は掲載されていなかったが、あの昔から変わらない最低の表紙デザインだけで、僕を唸らせるに充分すぎるくらいの威力があったということだけは記しておきたい。
ニュートン・アボットに入ってから、一度も日本語を使う機会がなかったことも効いた。ちょっと店員さんと会話を交わす時の自分の流暢さに驚いてしまった。僕は日本語ペラペラなのだ。
はっきりいって、ロンドンはラクだ。街中歩いててもめずらしくないのだ、アジア人が。すれ違うアジア人の半分以上は中国人(けっこう分かるもんだ)的だけど、それでも日本人もかなり多いとみた。言葉も場所を選べば通じるし、ジロジロ見られることもない。けっこう過ごし易かったりするんだろうな。
でも目立ちたがり屋の僕には物足りない。やっぱとことん少数派にならなきゃ。さあ、ニュートン・アボットへ帰ろう。

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