友達からメール。
彼女から連絡が入るなんてここ数ヶ月まったくなかったので、ちと驚き、喜びよりも何か起きたかと心配になった。
彼女が同居している猫の訃報だった。
過去に写真も見せてもらったこともあり、いつか会わせてもらおうとおもっていたが、結局その機会を失ったまま月日が流れ、今日に至っている。
決して健康優良児ではなかったということは聞いていたが、連絡を取っていない間の経過を知らなかったこともあり、とても驚き、途方にくれ、そのうろたえた自分にとても驚いた。
わざわざ連絡をくれたことがとてもありがたく、感謝しつつ、会ったこともない猫の死がとても悲しく感じられ、しばらく返信することも出来ずに、ちょっと泣いてしまった。
当事者の思いは当事者にしかわからないものだが、感じることくらいは充分すぎるほど出来る。
バズが逝ってしまった時に、色々と元気づけてくれたこともあり(あの時は本当に色んな人に助けてもらった)、何かラクになる言葉をかけてあげたかったが、「ラクになる」なんてことは不可能だということを経験則で分かってもいたので、結局たいした言葉はかけられなかった。決して先方も気の利いた言葉を期待しているわけでないだろうが、なんだか申し訳なかった。
バズ(犬)がいなくなってから、それまであまり他人に興味を示さなかった(ようにふるまっていた)タミ(猫)がやたらと甘えてくるようになり、布団に入る時以外聞いたことが滅多になかったのに、今では頻繁に喉をゴロゴロ鳴らすようになった。それはとても嬉しいことだけれども、バズの不在を思い知る瞬間でもある。
逆に昔から甘えん坊だった長女のネコ(猫)は、僕に甘えているタミを遠目に見ていることが多くなった。
バズの不在を僕以上に感じているのは彼女たちなのかもしれない。
家族だったり、友だったり、同志だったり、そんな存在を失った時の感覚は、決して忘れ得るものでもなく、いとも簡単にたまねぎを切ったかのような状況を提供してくれるが、それこそが、生きる糧にもなる、かもしれない、とも最近思う。
急ぐ必要はないが、はやく元気になってもらいたい。