ラジオデイズのトークショー。『ライヴ・9条どうでしょう』。内田樹・小田嶋隆・町山智浩・平川克美。
まあ面白かったんだけど、ちょっとまとまんなくなっちゃったかな。そこがおもしろいんだろうけど。
途中、聞き違いかもしれないけど、平川さんが自民党草案を指して、「国民投票の投票数の半数にするなんてひどいよね」とか言ってたような。今もそうだよね。有効投票数?の半分でキマリ。だからこそ、なんかのゴタゴタの時にしれっと発議なんかされちゃった日にゃ、案外国民投票も通っちゃうかもしれない。やっぱり国会の三分の二ってのは絶対的に大事な話だ。町山さんの「本当は国民投票も三分の二にしたい」という意見には大賛成。実際にそれを変える(つまり憲法改定しちゃう)のは怖いけど。
改憲派の人達が「自立して自前の憲法を」という割りに対米従属路線を突き進んでいて矛盾している、という話。ここはなんとなく違和感。ケンカに大負けしていじめられまくった(という自覚のある)人間からしてみれば、日米安保というヤツは、「対等である為の」何物にも勝る条約だったように感じる。少なくともそう言い張ることが出来ると信じられるものだったのではないか。外からみたら大いなる矛盾であっても、当人からすればそこにしがみついて正当性を信じていかないことには精神が破綻しちゃう。そんな心境だったのではなかろうか、と。きっとあの当時の日本からすると、「あの」アメリカと協力体制を取れるくらい「自立」した、そんな気分だったのではないでしょうか。
内田さんは、改憲は参院選の争点にはならない、と大胆予測。え〜っとか思ったけど、当たってほしいなぁ。
小田嶋さんが、憲法学者から聞いた話で云々・・・なんかとても面白い話だったんだけど忘れちゃった。
文京シビックホール、床がギシギシ鳴りすぎてイヤでした。

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