いい時代になったもので、最近はザ・バンドの『ラスト・ワルツ』が¥995で手に入る。そういうことでしたら喜んで払わせていただこうと思うのが社会の一員として当然の帰結である。改めてじっくり観させていただいて。
「解散するんだからさ、盛大にやろうぜ。映画に撮っちゃおうよ。」という発想〜行動は大したものだ。オレ(達)はこんなにすげえんだからさ、という自信の表れである。でもそれを素直に受け入れざるを得ないくらい実際にすごいのだ。悲壮感が漂わない見事なステージである。インタビューも案外カラっとしている。そんな中で一人だけ「もうやってやれないと思ったのよね」とオネエ言葉で(嘘)ブチまけるロビー・ロバートソン。企画・製作者ならではである。対照的に、ソロ・アルバム用の音源をかけながらどこか寂しげなダニー。泣けるじゃないかぁ。みんな何一つ不満を口にしないのね。ロビー以外は。泣けるじゃないかぁ。我がダニーはこの頃が一番若く見える。ヒゲがないので。髪形も笑っちゃうくらいカワイイ。
もっといっぱい貴重映像が欲しかったところ。10曲くらいついていたら廉価版になる前に買ったと思うよ(多分)。
でもなんでテレキャスのジャケットなのかが謎。あのお馴染みの5人のシルエットの方が500倍くらいいいと思う。