僕は工場勤めをしています。
生産管理だかなんだか、まあ事務系の仕事がメインです。そんなわけで、現場から上がってくる作業日報なるものによく目を通します。
最近は若者育成のムードが高まっていて、僕の後釜的な20代後半の若者が、20代前半の若者に機械の回し方とかその作業日報の書き方を教えています。
何時間でいくつ生産したから時間平均はいくつであり、何人従事していてつまり全部で何時間分の作業時間になるから一人当たりの時間平均はいくつ・・・。そんなことを毎日計算して一喜一憂するわけです。実際はメクラ印ではありますが。
さて、途中で人が増えたり減ったりする時に、1時間単位では余りに大雑把になってしまうので、基本的には分単位(最小10〜15分)での計算になります。機械稼動が1時間なら60分、2人で回していたら120分の作業です。仮に、最後の30分だけ3人目が加わったら150分であり、2.5時間の作業になります。
・・・慣れもあるのでしょうが、こういう計算が苦手、というより根本的に理解出来ない若者は案外多いようです。
「1時間は何分?」「・・・60分」「じゃあ1.5時間は?」「???」「・・・じゃあ1時間30分を小数で言うと?」「・・・1.3時間」
「7時間で70,000件作業したとしたら1時間平均は?」「・・・10,000?」「OK、OK!じゃあ50,000だったら?」(電卓を叩いて・・・)「・・・15,000?」「・・・どういう計算した?」「・・・いや、分かりません」
===
今日は17時に作業完了、さあさっさと帰ろうぜ、と思っていたんだが、いつまでたっても日報が来ない。現場を覗いてみたら20代後半の若者が20代前半の若者に一生懸命(半泣きで)日報の書き方を教えていた。ちょっと付き合うかと思って参加してみたけど、本当に根の深い問題だった。15分が60分の四分の一であって、四分の一というのは0.25と同じ意味で捉えられるものであって、ということをどうしても上手く伝えられない。
今までいつも日報を中途半端にしか書けなくて、残りを20代後半の若者がパパパっと仕上げていたのだが、「遅いから」という次元ではまったくなかったようだ。9時から17時までで420分だということは分かっていたのだが、それは7時間=420分だ、という解釈ではなく、ただ単に「9時から17時」=420分という方程式を当てはめていたに過ぎないのだ。
「いやまいったな」という話を30代前半の若者としていたら「いやいやそういう人は結構多いです」と返された。頭がいいとか悪いとか、勉強が出来るとか出来ないとか、そういう話じゃなくって、どういう話なのかと言われると良く分からんが、大変な話なのだなと思った次第だ。暗算で処理する必要はまったくないのだ。ただ、考え方自体がトンチンカンなので困っちゃうのだ。たった今0.25時間が15分と答えたにも関わらず、0.75時間が45分だということは受け付けず、逆から聞くと15分は0.4時間だと答える。蓄積が何もないのだ。・・・教え方がまずいのだろうか。
そんなこんなで、結局(半ば諦めて)会社を出たのは20時過ぎ。
===
急いで電車に飛び乗った、はいいんだが恵比寿とか澁谷とかで事故だかなんだかで完全にJRはマヒ状態。埼京線が池袋で「しばらく動きませ〜ん。山手線に回って下さ〜い」と来たもんだから階段降りて昇って山手線のホームに着いたら埼京線が徐行運転を始めやがるし山手線ちっとも来ねえでやがるし。結局UFO Clubに着いた時は3バンドが終了していた。ちなみに3バンド目はムガルズ。しっかり見逃したぜ!
===
トリのナイロン、やっぱかっこいいわぁ。マサオが良かったわぁ。いい顔してたわ。元々イケメンだがな。観る側からしてもこのバンドはもうすっかりお馴染みなのだろうな。シマノがマイクスタンド倒そうが客席に飛び出そうが、お客はみんなニコニコしている。以前は呆気にとられてたり怯えてるような人もチラホラ見かけたものだが(実話)。この1年で知名度は飛躍的に伸びているのだろう恐らく。しかし間違いなく、動員はさほど伸びていないのだなこれがまた。