Hot Kumaのクマさんは、とても幅広い活動をしている人で、あっちこっちで色々形を変えてライヴをやっている(みたい)。良かったら撮りにおいで、と声をかけてもらって、やってきたのがここ四谷。っていうか市ヶ谷。先日、Hot KumaとStevie Hegerのライヴに誘われた時は忙しぶっていた僕だが(結果すっぽかした)、今日は二つ返事で参加を決めた。
なんとキャンディーズのカバーじゃなくってコピー・バンド。その名もストロベリー・キャンディーズ!クマさんはそのヴォーカルではなくって鍵盤で参加することになったんだそうな。本当に幅広いよなクマさんって。
僕はそもそもキャンディーズは積極的に好きだけれども、かと言ってシングル曲でも全曲知っているかというとかなり怪しい。その程度のファン。だからそういう理由というより、やっぱね、なかなかね、こういうバンドを撮影、というかそもそもこういうライヴに顔を出す、という機会が、ない。そういう意味において、声をかけてくれたクマさんには大感謝なのだ。そりゃ何をおいても駆けつけますよ。
実は今日はなかなかの繁忙期真っ只中で(みんな年末進行ですから中旬は予定が詰まってしまいますよね。かと言って来週の連休は休もうとするし)しっかり出勤でしたが、まあ現場が流れりゃあとは僕のすることもないので余裕で過ごして早めに現地に到着することが出来た。ちなみに現場からは「ちょっと残業しときますか」なんて殊勲な声が聞かれないわけでもなかったが、ライヴの日は残業禁止と決めているので「休日出勤なんだからさ、今日くらい早く帰ってゆっくり休めよ」なんて返してあげた。いい上司だ。
そんなわけで四谷ライヴ・イン・マジック。かのバンドはリハの真っ只中。開場1時間前から外には数名のお客さんが待っている。すげーっ。
PAとの愛称があまり上手く行ってなさそうな感じで、バランスが非常に悪い。客が入ることである程度の緩和があるのかも、とは思ったけれども、にしてもな。バックの音だけじゃなくてヴォーカルバランスも変すぎ。あまりバンド間のコミュニケーションも上手くいってないのかしらん?なんて余計な詮索をしながらリハを見る(と言うより撮影アングルを決める)。あとでクマさんに聞いたら数ヶ月前にメンバーが相当入れ替わったらしい。ヴォーカルもミキちゃん(役)が入ったばかりとか。そりゃ難しいね。
バンマスのベースQPさんを紹介してもらって、スタッフ腕章(!)をいただく。そうだよね「撮影録音禁止」とかなんだよね普通こういうの。うわーキンチョーするわー。
間もなく開場。あっという間に席が埋まっていき、方々でカチャンカチャンと三脚を組み立てる音。って、え?禁止じゃないんだちっとも。すみませんでした。しかも腕章つけてる人多いし。なんなんだこれ。・・・と思ったらクマさんの友達のウエノさん(はじめまして)が、「今、面白いことを聞きました。」と。
「タニカワさんの付けてる黄色い腕章とあの人達(数名のカメラマン)が付けてる黒い腕章は別みたいですよ。」
「あ、そうなんですか」
「なんでも、あの黒いのは、自分で作って来たみたいです・・・」
意味がわからんぞ!!
さて本番。一番前の端の席で撮影させていただいたのだが、ほんの数曲で僕の頭と肩には数本の紙テープがかかっていた。そのあとも無数のテープが飛んできて、あっという間にステージの床が見えなくなる。すっごいわマジで。この、超が付くくらい幸せな世界。これを作り上げているのは間違いなくお客さん達であって、バンドは脚光を浴びる側には立ってはいるけれど、決して主役と言い切れる立ち位置ではなく、あくまでも素材であり媒体。あの時を再現しようと一生懸命のバンドではあるけれど、観る側はそれが本物じゃないことは百も承知だし、単純にタイムスリップをしたいというわけでもなく、今この瞬間でピークの体験をする為にここに集っている。そりゃいちいち当たり前の話かもしれないけれど、来る前に思い描いていた過去を懐かしむ「陰」の楽しみではなく、明らかに「陽」の要素が強い。なんか、肩透かしを喰らう位、楽しそうですよみんな。
数年前に偶然観たアキバ系アイドルのステージ(とその観客達)には、かなり絶望的な気持ちにさせられたものだが、それに関連付けて考えていた自分が恥ずかしい。この違いはきっと、年齢差に依るところも大きいのだろうな。経済的にも経験的にも余裕のあるおじさん達だからこその楽しみ、というか。とにかく、軽いんだよね。これはこれで、全然アリだね。
撮影の方はと云うと、これは大変いい勉強になりましたっていうくらい不本意な出来。ヴォーカルが3人という時点で難しい。そこにバックのメンバーも、なんて考えたらあっちこっち移動しながらじゃないと全然収まらない。一番マシなポイント、で撮ると結局何のスリルもない記録動画になっちゃう。これがいわゆるロック・バンドであるなら、この編成でもイケルと思う。例えばフェイヴレッツとフェイヴ・レイヴスだったとしても全然イケルと思う。しかしこういう音楽だと、そうはいかないのだ。今までだいぶ演者に助けられていたのだなと痛感させられた。いやあ、マジでいい勉強になりました。
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帰宅してから、ツタヤから届いた封筒を開ける。
きっと誰でもそうだと思うけど、年末になると『仁義なき戦い』が観たくなる。耐え切れずに『新』を含めた8枚をレンタルしたのだ。
そんな余裕はないはずなのにな。ダイジョブなのかな自分。とか思いながらも、どうせ今日は遅くて集中力もかけてるから、と言いわけしながらトトチャン仕事は封印。そして、一作目を堪能させていただきました。いやぁ、文太。たまらん。あなたに夢中。
tags : strawberrycandies hotkuma liveinnmagic tot-channel

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