マガズロを観てきた。自身の企画の『世界は変わる』。
10分ほどの押しで共演のアナログフィッシュが登場。観るのは勿論多分聴くのも初めてだ。なるほどなんだか「J-Rockかくあるべし」とでもいうようなある意味完璧な品評会を観ているようだ。メジャーシーンで活躍しているのも大いに頷ける。今は契約切れてるらしいけど。こういうバンド若しくは曲が日本のロックシーンを支えているんだなぁとしみじみ感じ入った。好き嫌いは別にして、そのアクのなさが残念。よくライヴに足を運ぶ音楽ファンなら、こういう系統のバンド、といって多分他にも見つけられるだろう。それなりのものをしっかり持っている良質なバンド、でも唯一無二には多分ならない、といった印象だ。
マーガレットズロースも基本的には「アク」を出さないバンドだと思う。そして「いい奴等」なバンドだと思う。言葉使いも優しいし、なんていったってイベントタイトルが『世界は変わる』である。穿った見方をすれば夢見がちなボンボンの発想にも感じる。しかし実際のステージを観ているとそう一筋縄にはいかないことが良く分かる。どこか、屈折してるのだ。明るい優しいだけで終わりにしてくれないのだ。この、はっきり出さないけれでもしっかり底辺に流れている挫折感や不信感のようなもの。そんなところが多分、僕が観てて楽しいと思わせてくれるのだと思う。バランスとしてはあちらの方が遥かに暗いけれども、どこかギターパンダにも通じる、そんな感覚だ。
全然曲も知らないくせにこう断じてしまうのも我ながらどうかと思うけれども、仮にそれが勘違いだったとしても、その勘違いで好きになっちゃったんだからしょうがない。頼むから是非屈折しててくれ。
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帰り道、今度こそたなかげんしょうの店に行こうかと思ったけれども中を覗いたらパック状態ぽかったので止めた。代わりに近くのブッコクで宮部みゆきを買って帰った。

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