結局のところ、僕は純然たるペブルスを観たことがなかったみたい。
初めて(そして唯一)のペブルスは小林ヨシオがメインになっていて、そのあとはヤング・フォークスで、今日はもう1回ヤング・フォークスで、それからオノロンとナナの新バンド、スウィンギング・ホワイト・タイツなのだ。う〜ん。ペブルス観たいなぁ。
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レッド・クロスに入ると、「ぃょっ!」と声をかけられた。誰だこの人?と思ったらイーダさん。ヒゲ剃ってたよぉ!ヤングだよぉ!
さて一番手にホワイト・タイツ。非常に不安を抱えた上での初舞台だったようだが、なんだよちゃんとかっこいいぢゃん、超ヘボいのかと期待してたのに!サリー久保田のベースは実に小気味いい音で、ソロでボケボケ弾かれると思わず胸がキュンである。曲は、ペブルスの持ち曲なのか新規のカバーなのかそれともオリジナルなのか、そんなこともさっぱり分からない私ですが、このバンドは楽しい。1回コッキリじゃ勿体なさすぎる。無理やり次のブッキングを入れることをお薦めする。
ところで今日一番の驚き&収穫はフェイヴ・レイヴス。まったくどんなバンドか知らずに観たのだが、チョースゲー!リズム&ブルースですか?ソウルですか?良く分かりませんがチョーカックイー!オーティス(ですか?)が君臨してます!バックの音はとてもシンプルで、押し着せがましくなく、そしてヴォーカルがスチャーン!と突き抜けてるのだ。僕は2曲目くらいまで口をあんぐり開けた状態で圧倒されていた(実話。口を開けていたことにまったく気付いていなかったのだ)。絶対また観なきゃ。4バンド連チャン撮影はイヤと思っていたけど、こりゃ勿体ないことしたわよ。
さてヤング・フォークス。フェイヴ・レイヴスのファンがそのまま残ったのかこのバンド目当てが多いのか分からんが、相当な盛り上がりだった。多分に「サプライズ」を期待して来た人も多かっただろうけど。4月のバロンに較べたら遥かに音もいい状態だったが、心なしかエツコのベースが必要以上にうなりまくりで、文字通り(?)ブインブインいってた。本人の好みでも絶対ないと思うんだけど。しかしこうやってじっくり聴いてみると、ある意味企画バンド的要素が強いバンドだという認識は確かに未だにあるはあるけれども、やっぱりこれはヤング・フォークスなのであって、当然ペブルスにはなり得ないし、そしてストライクスのメンバー4人中3人がいるという所に意味を見出すという行為も、あまり必要がないように思えてきた。それは僕の好みとも大いにかぶさってくることなのだけれども、この路線、実はとってもいいと思うのだ。「このバンドはフォークロックだね」という話を以前聞いたけれども、フォークロックという呼び名自体がそもそも果てしなく中途半端なもので、ほとんど実体のないものだと言ってもいい。フォークリバイバルの流れを汲んで、でももうちょいワイルドに、なんて言って電気ギターとかドラムとか入れちゃった、程度のものだったんではないか、そもそも?その何とも言い様のないものに対して、所謂ロックやポップスとの差別化を図りたがった人たちがとりあえずそう呼んでみちゃった、なんてもんじゃないのかしらん。そういう音楽演るのは、まずはとっても簡単。アコギ入れとけ。でもそれを追求しようってなると案外コレが続かない。焦点がドンドンずれていってしまう。そういうバンド、良く見てきた。でもこのヤングフォークスって、案外いいトコ突いてくるなぁと思う。それがフォークロックであれ何であれ。この微妙な、隙間を浮遊している位置取りが、露骨に美しい。本腰入れてやってくれ。
でもチャーリー&ザ・ホット・ウィールズには決してそんなうるさいことは言わない。永遠にそのままで居てくれ。何らかの影響を受けることもなく、余韻に浸ることもなく。え?暴言ですか?というかそんなものをこのバンドに求める方がおかしくないですか?今この瞬間、えっらいカッコイイっすよ。もういいでしょ。これで充分でしょ。ホントにこのまま、ヨボヨボになっても、いや、あのバディーがヨボヨボになるはずかないだろう。絶対永遠にイケテル。撮り続けてやる。多分コッチが先に引退すると思うけど。
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