『ブラッディー・サンデイ』

2002年1月30日、イングランドで観たTVドラマ、というのは実はれっきとした映画でした。
ブラッディー・サンデイ
日本語字幕で観直してみると、「ああそうかそういう繋がりだったのか」と、如何に自分がストーリーをまともに理解してもいないくせに思い込みで感動していたのか痛感させられて涙ぐましかった。
みんな観てみて。お薦めします。すごく良く出来た作品だと思います。GWには血の日曜日を!
製作陣がイギリス人であることも上手く作用しているのだろう。悲劇ぶるのでもなく、かといって自虐的に陥るでもなく、淡々とハンド・カメラで被写体を追いかけていくドキュメンタリー風の演出がひたすらリアリティーを感じさせる。妙な感情移入を徹底的に否定してくれているので、観る側もすごく冷静でいられる。そして観終わってから気付く。どっしり重たいものがここに残っている。ここ。そう心臓のあたり。
アイルランドの歴史は悲惨さが常につきまとう。ところがその歴史を乗り越えてきた彼等が作り出す文化や伝統、そしてなによりも彼等自身の生活ぶりは、そこから想像もつかないほど果てしなく明るい。少なくとも外から見ている分には、こんなに興味のそそられる国はない。
当時ターナーさんや佐藤に送ってもらったアイルランドに関する本を引っ張り出して独立やIRAに関する歴史を再び読み直すのが最近の家での大事な楽しみとなっている。司馬遼太郎の愛蘭土本も読み終え、今、気持ち的にはどっぷり肩までな私です。
次回は、『マイケル・コリンズ』です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

Post Navigation