
朝食をいただいてすぐトーキィー探検。「じゃ、いってきます。」
「どこに行きたいの?」とクリス。「クルマで乗っけてってあげようか?」
「いやそうじゃなくて歩き回りたいだけだから。ありがと。でも大丈夫。」
いつもなら「Okay。」で終わる彼。「いいからいいから。2分だけ待ってて。」
クルマで走り出して1分後、「いやあ。なんかさ、出掛ける口実欲しかったのよ。ありがと。」なんやの、おまえは。
でも結果的にはクリスがいてくれて良かった。コッキントンという素敵な古い村を歩き回り、モデル・ヴィレッジという観光客向けのちょっとした公園を回り、何ひとつガイドブックも持ってこなかった僕には、買い物に行くよりもとても新鮮に思えるところに連れて行ってもらえた。海岸に行った時、幼い頃遊びに来た記憶が甦ったクリスは、海を見ながら目を潤ませ、色々な昔話をしてくれた。完全には理解出来ないのが悲しかった。